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★Freeway★1930年製 フェニックス「ブルーベルとハーベル」。軽い手描きで英陶らしさを強調。名門、大らかシェイプのボーンチャイナ。

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商品説明


c1930 Phoenix “Bluebells & Harebells”


フェニックス
「ブルーベルとハーベル」


1930年製。名門トーマス・フォレスター

1877~1959年手描きで通す

あくまで軽く柔らかく。爽やかさNo.1

たっぷりサイズのボーンチャイナ

「最も英陶らしい」との評価


★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点以上を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中(アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤル・ドルトン)
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。(freeway@deluxe.ocn.ne.jp)


 丸い不死鳥マークで知られる英陶「フェニックス」(Phoenix)の手描きのトリオ「ブルーベルとハレベル」(Bluebells & Harebells)です。未使用で欠点のない骨董品。バックスタンプは1930年から1939年まで使われたものですが、取り寄せ先の英国の骨董商によると、1930年製だそうです。

 BluebellもHarebellも訳せば同じ「イトシャジン」という和名の植物。Bluebellは当然青い色の花の方で、ピンクがHarebellということになります。Harebellも上の端は普通の花びらに咲いていますがその下はやはり釣鐘の形になっています。色で同じ釣り鐘草を言い分けたのだろうか。Bluebellは英陶の花でよく出てきますし、Harebellも聞いたことはある。「ブルーベルの赤いの」というのもおかしいから、名を分けたか。

 これ以上単純なのはないという手描きの花です。勿論、フル・ハンドペイント。一応、アール・デコということになっていますが、この窯のカップの花はそれ以前からこういう描き方であって、アール・デコ風にやってみましたということではないと思われます。

 実はたまたまであったのですが、10年ほど前にこの窯のカップがとても気に入って、探し回ったことがあります。
 英国では商号の「フェニックス」よりも社名である「トーマス・フォレスター」の方が通りがいい。見かけのヤワヤワな感じの手描きの花に似ない、名門なんです。このトリオもカップのシェイプが大らかで堂々として、ゴールドもきちっと塗られて品格がある。なぜか単純極まる手描きの花と土台がマッチしている。小さな資料写真で見ても、「ああ、フェニックスだ」と気付く個性がある。
 このトリオは単純極まりない、2色の花の手描きですが、フェニックスのカップの多くが単純な花の手描きではあるものの、これほど自由にだらりと仕上げた花の絵は見たことがありません。手描きの小花が引き立つように大らかに作られた特徴的なカップのシェイプですが、この絵はこのシェイプあってこそという感じがします。

 こういう単純な花の絵から、フェニックスは英国の小さな窯のように思われる方が多いのではないか。しかし会社名Thomas Forester或いはThomas Forester & Sonsというこの窯は意外に大規模。1900年当時で700人の従業員を抱えていたと言います。
 創業当時は、英国では最大の「マジョリカ焼き」陶器の製造所として知られていたと言います。マジョリカというのは「マヨリカ焼き(Maiolica)はイタリアの“錫釉陶器”でルネサンス期に発祥した。白地に鮮やかな彩色を施し、歴史上の光景や伝説的光景を描いたものが多い。地名呼称の表記のゆらぎによりマジョリカ焼、マヨルカ焼、マリョルカ焼、マジョルカ焼とも」(ウィキペディア)。
 出品者の知るところでは、絵に凹凸が付いた立体的な皿なんかが所謂マジョリカだったようで、作るには相応の技術を必要としたわけで、マジョリカを作ることができるというのは英陶のステイタスのような意味があったらしい。
 このトリオが作られた時代には多分、マジョリカ焼きは下火になっていたと思われます。この窯の名が有名なのは創業時からのそのステイタスが効いていたのであろう。アール・ヌーボー、アール・デコを通じて英陶は「転写+手塗り」が主流となり、フル・ハンドペイントは消えます。消さずに最後まで手描きを続けた数少ない窯の一つであったわけです。そういう意味で、この窯の熱心なファンも多かったようです。
 1959年6月にここは閉窯しています。
 
 付記しますと。1941年、戦時中の集中計画という英国政府の製作で、トーマス・フォレスター&サンズは、ロングトンのインペリアル工場で「コリングウッド・ブラザーズ」と共同で運営されています。
 コリングウッドの手描きトリオを出品中ですが、コリングウッドもまたこの時期まで手描きを続ける窯であったから、同じ手描きの窯同士、協業させたのでしょう。

 このトリオのサイズは次の通り。
 カップの高さ6.8cm、口径8cm。ソーサーの直径14cm。スクエアなサイドプレートは縦横15.5cm。未使用でパーフェクトな骨董品。

★Thomas Forester & Sons★
 Thomas Forester&Sonsは、 英国 スタッフォードシャー州ロングトンに本拠を置く陶器メーカーでした。 同社は1870年代にトーマス・フォレスターとして創業し、1880年代に定期的に陶芸公報に登場しました。 彼らはビクトリア朝のマジョリカと陶器の製造に特化した。

 1900年、同社はスタッフォードシャー地域で700人を超える従業員を雇用し、1800年代後半にイギリスで最大のマジョリカ生産者の1つと見なされました。 同社は、 ロンドン 、 パリ 、 ベルリン 、 ウィーンにショールームを用意していました 。
 1900年以前、同社はビクトリア朝のマジョリカを幅広く生産していることで知られていました。 その後、技術が改善され、1920年代から1930年代にトロゴンウェアを含む多くの精巧な芸術陶器のデザインが生み出されました。

 トーマス・フォレスターはもともと、1877年に小さなワークショップの拠点であるロングトンハイストリートで陶器事業を開始しました。ビジネスが発展するにつれて、フォレスターはロングトン内で事業を拡大し、チャーチストリートに「チャーチストリートマジョリカワークス」と呼ばれる施設を追加したと言われています。
 彼は、購入後まもなく、同じ場所にThe Phoenix Worksを建設する前に、LongtonのChurch Street Worksを取り壊しました。 フェニックスワークスの開発は、1881年4月版の陶器公報によると、 エインズレイ氏によって資金提供されたと言われています。
 フェニックス工場は1879年に開始され、トーマス・フォレスターがずっと陶器事業を営んだ場所です。
 1881年にフォレスターはその年までスタッフォードシャーの陶器業界でマジョリカ製品の最大の注文を受けました。 注文はアメリカから。
 1883年、トーマスの息子のハーバート・フォレスターとビクター・フォレスターが事業に紹介され、公式パートナーになりました 。 同じ年にトーマス・フォレスターからトーマス・フォレスター&サンズに社名が変更されました。
 ハーバートとビクターが父親の事業の公式パートナーになった8年後、会社は1891年に設立されました。設立により、名前は再びThomas Forester and Sons Ltdに変わりました。 次の10年間で、同社はスタッフォードシャー地域から700人以上の従業員を雇用するように事業を拡大し、1901年のビクトリア女王の治世末にスタッフォードシャーで最大の雇用主の1人になりました。

 トーマス・フォレスター&サンズは、 ロンドン 、 パリ 、 ベルリン 、 ウィーンを含むヨーロッパ全域にショールームを開設しました 。
 20世紀半ばにスタッフォードシャーの陶器産業が衰退したため、トーマス・フォレスター&サンズは1959年に製造業者をやめました。これは、生産が非常に限られていた第二次世界大戦と、この動きは、ボトルオーブンの使用を停止しました。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。


+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.108.001.008

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