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★Freeway★c1973-1997 ウェッジウッド「ビアンカ」5ピース・未使用セット。新着。M・タプリンのイメージ伝えるウィリアムズバーグの華。
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ウェッジウッド
「ビアンカ５ピース・セット」
ウィリアムズバーグの華
根強い人気者を5ピースで割安に
全て未使用品。多分、何処より安い。
変わらぬ人気。使えるディナー・セット
★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点以上を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中（アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤルドルトン）
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。（freeway@deluxe.ocn.ne.jp）
説明は後述の通り。大事なのはこの場合、価格。デュオ＋B&Bサイドプレート＋サラダプレート＋ディナープレートの所謂「5ピース・セット」で、一人用ディナー・セットの基本形です。今回のディナープレートは、直径28cmのL版。通常は27cmですが、1cm差で随分大きく見える。ということで、新たに撮影しました。
ウェッジウッドでは通常、デュオよりディナープレートの方が高価である場合が多い。輸入する場合、ディナープレートは1枚でデュオの2倍近く送料がかかります。直径27cm以上で、「ウィリアムズバーグ」シリーズのプレートはボーンチャイナが厚くて重い。これがウェッジウッドの最高級ディナーウェアと評価される所以。
ずっしり重い＆高級感は手にしていただくと実感できます。出品者が大好きな「チャイニーズ・タイガー」のプレートはレアという事情が加わって、すごく高くなります。
このセットはすべて「新品からの未使用品」で、いつものUSAの取り寄せ先から送ってもらったものです。これをeBayも含めた最安値を目指して価格を設定しました。
「ウィリアムズバーグ」の人気No.1と言えば長く、「ビアンカ」（Bianca）でした。数が少なくなって、この頃は「チャイニーズ・タイガー」が最高値になっています。
これまでウェッジウッドの廃版品はトリオで紹介していましたが、「お買い得品」として、５Pセットを組むようにしています。使い勝手が悪い１５cmB&Bサイドプレートを加えなければならないところがきつい。これ、食パンは溢れますからね。ホテルで出される小さなコッペパン一個しか載らない。17.5cmのサイドプレートをこれの代わりに加えたいのだが、無い事が多い。仕方ない。
「チャイニーズ・タイガー」や「コロニアル・スプレイ」、そして「郭公」はプレートの内側にも絵が描かれています。絵皿としても使える綺麗さなのだから当然の如く高価。それに比べると、「チャイニーズ・フラワー」はボーダー柄で中央には絵がなく実用的。
「ビアンカ」は両者の中間ぐらいで、中央に花が配置されますが、小花もようなので白地が多く感じます。
ナイフを使うと所謂カラトリー・マークの傷跡が付くと気にされる方は多いでしょうが、日本のナイフはよく切れますから、ナイフ跡をそれほど気にされることはないかもしれません。ずっしり重いから、テーブルをプレートが滑ることはない。
出品者は正式のディナープレートの使い方を知らないのですが、ディナープレートをスープの下に敷いて使う場合もありますよね。スープ・ボウルに敷くプレートが用意されてない場合も多いから、テーブルクロスを使わないレストランなんかでは、ディナープレートを敷いて飛び散り予防に使う場合もある。
まあ、ディナーウェアをフルに使う場合は、もっと多種の大きさのプレートが必要になるわけで、小さいディナープレートやランチョンプレートも揃えれば随分使い勝手は良くなるでしょう。
もしこういう別の大きさのプレートやスープ・ボウルが欲しいという方あれば、お問い合わせください。在庫確認とお見積りはすぐできます。お問い合わせだけでも結構。そろそろセット販売を多くしようと考えているところなので、出品者自身にも勉強になります。
ここで出品する「ビアンカ」は、カップ＆ソーサーとプレートのバックスタンプが違う場合があります。出品者はそれを気にしていませんのでご留意ください。今回の５Pは全てWilliamsburgマークで統一されています。
オリジナルで売り出された３～４年後にWilliamsburgの筆記体ロゴが付いた復刻版が作られました。たった数年後ですから、中身は何も変わっていません。
オリジナルのバックスタンプにあるCommemorative Wareは「記念のウェア」という意味ですが、これはウィリアムズバーグ・シリーズでこのカップ、「ウィンザー・シェイプ」がデビューしたことを指します。
さあ増産だという時点からこのレタリングがWilliamsburgの筆記体に代わった。それだけのことです。
ビアンカを接写して絵柄を大きく写真で見せていますのでよくご覧ください。こんな小さな花柄ですが、どうも印刷（転写）だけでは済ましていないというように感じます。深紅の部分なんかがそうですね。斜めから光が当たった濃い赤の部分は、厚みとざらつきがあることが見られます。絵の量が最も少ないのが「チャイニーズ・フラワー」ですが、あの赤も印刷とは思えない色をしています。
手描き（捕色）が加えられたから上等だ、印刷はつまらん―出品者はそれを問おうとは思いません。世界一のブランドとしてどうデザインするか。どんな色を付けるか。ウェッジウッドはそのために「価格にふさわしい」技術を駆使する。それだけのことだと考えています。
それでも大量生産ですから、目茶面倒なことはできない。出品者から見て、ほぼ手描きに等しいと思えるほど補色を加えた「コロニアル・スプレイ」はオリジナルで終わった―そう推測しています。それも極めてウェッジウッドらしい。
この会社は、1950年からのディナーウェアのデザインを大増産した天才アート・ディレクターのヴィクター・スキレーンのやり方を踏襲している。
スキレーンは、「コロンビア」や「フロレンティン」をデビューさせる際、目一杯の色別ラインを設定し、手塗りと手描きを組み合わせた、当時のウェッジウッド最高の技術を投入しています。ウェッジウッドの技術を見せつけた後、売り切れたら極小数のパターンに縮小し、手描き部分を転写に変え、大量生産に向くよう手直ししています。
ウィリアムズバーグの場合もこのアイデアが小さく生かされている。これは出品者だけの捻くれた推測かもしれませんが、転写の下描きに濃いめの着色をして手描きとしてしか見えない花を描いた「コロニアル・スプレイ」は、筆記体Williasburgマークでは外されている。これは、「面倒だから」外されたんだと思う。
ビアンカのデザインは、スキレーンとともに活躍し、アール・デコデザインを作った女流、ミリセント・タプリンをイメージしたものだと思います。あの中心にある可愛い絵は、多分タプリンがデザインブックに残してあった絵を使ったのではないか。
「チャイニーズ・フラワー」はスキレーンの手描きのプレートの赤い花から引用してリライトした。これは出品者がこの手描きトリオを手に入れてはっきりしました。「チャイニーズ・フラワー」の身元が長く分からなかった。
「チャイニーズ・タイガー」は当然、1910年頃のトーマス・アレンのオリジナルを少し拡大リライトした。赤は、新たに加えた。「ダイナスティ」にはこの赤が伝えられた。
「郭公」は、オリジナルはアレン。スキレーンも手描きで各色作っています。これを作ったデザイナーは、どちらの先達を顕彰するか困ったかもしれません。二人の絵をそのままの配置で、「柿右衛門」ふうに着色した。オリジナルのアレンの「日本風味」をもっとはっきり主張した。これは大成功だった。
何れもウェッジウッドの伝統、そして権威を主張する「先達顕彰」デザインというかレプリカであった。
その中で目立ったのがタプリン・イメージの「ビアンカ」だったわけです。ウェアを選ぶのは女性。可愛いデザインに人気が集中したわけです。
多分、ですが。ウェッジウッド・ファンの女性は、これがタプリン・イメージだとはご存じなかったかもしれません。しかしウィリアムズバーグのデザイナーの力量で、十分彼女の魅力が伝わった。
以上です。なかなかの解説ではないでしょうか。こういう推測ができるようになるには随分お金を使っています。皆様、徒や疎かにこれを読み捨ててはなりませぬ。
５Pのサイズは次の通り。
カップの高さは６．５ｃｍ、口径９．５ｃｍ。ソーサーの直径は１４．５ｃｍ、深さが３ｃｍあります。
サイドプレートの直径は１６ｃｍ。サラダプレートは２０．５ｃｍ。ディナープレートは２８ｃｍ。全て新品からストックされた未使用品。
ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。
+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +
No.108.001.008