★Freeway★c1990-1997 ウェッジウッド「べレスフォード」サラダP付き未使用トリオ。現代版フロレンティン。ダークブルーは手塗り。
送料無料
未使用
このオークションは終了しています
この商品よりも安い商品
![[箱入り未使用品] Wedgwood ウェッジウッド ETHEREAL 大皿 サラダ スープ 角皿 パーティー クリスマスに](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0410/users/9b293d4942e49c0cdcac5f8af28458f623545c34/i-img1200x882-1697326216usgo1s1155265.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
今すぐ落札できる商品
商品情報
画像クリックで拡大できます
- ※ この商品は送料無料で出品されています。
★Freeway★c1990-1997 ウェッジウッド「べレスフォード」サラダP付き未使用トリオ。現代版フロレンティン。ダークブルーは手塗り。
送料無料
未使用
本人確認前
商品説明
支払い、配送
支払い方法
-
Yahoo!かんたん決済
- PayPay（残高）
- PayPay（クレジット）※旧あと払い
- クレジットカード
- PayPay銀行支払い
- 銀行振込（振込先：PayPay銀行）
- コンビニ支払い
配送方法と送料
- 送料負担
- 出品者送料無料
- 配送情報
-
- 発送元
- 高知県
- 発送開始
- 支払い手続きから1～2日で発送
- 海外発送
- 対応しません
ウェッジウッド
「ベレスフォード」
ダークスーツのような美しいブルー
1990年製の限定・高級版。
フロレンティンを都会的に
最高級ディナー・ウェア
★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点以上を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中（アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤルドルトン）
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。（freeway@deluxe.ocn.ne.jp）
ウェッジウッドが1990年に限定的に製作・販売した「ベレスフォード」（Beresford）の未使用トリオ。出品者は近年のウェッジウウッド製品の中では、リーを使った最高級のディナー・ウェアであると考えています。なので、このカップには「5ピース」に拡張しやすいという意味から、サラダプレートを付けてトリオにすることにしています。
ついでに言うと、「ハミングバード」のトリオもまた、サラダプレートを付けることを必須と考えています。これは、このサラダプレート中央のハミングバードの絵が実は先代の手描きのハミングバードの中心的な絵であったから。
ベレスフォードのサラダプレートの模様はボーダーのみ。中央部はナイフ等で絵が傷付かないよう、白だけになっています。これがウェッジウッドが考えるディナー・セットのプレートの本来。それと、写真でもお分かりいただけるように、この濃いボーダーの内側に絵を置いてしまうとボーダーの美しさ、高級感を損なうことになりかねない。絵は邪魔な存在。あくまでも実用的なディナー・ウェアとしてのスタイルで、最高の高級感を感じさせる存在です。
このパターンは、同名の地味な線描きのベレスフォードの特別版として作られたと、出品者は何処かの資料で読み、そう紹介していました。しかしこの経過はどうもおかしいので、真面目に調べ直しました。この頃カップ類の国際便送料が値上がりした（コロナ前です）こともあって、出品物の価格が高くなってしまったので、ズータラな心を少し改めて、正確を期すようにしています。
結論から書くと、何があったか分からないが、この濃いブルーのベレスフォードが1990年に最初に作られた。バックスタンプ下に1990と印字されています。これはこの年に特別に製作されたことを示します。
こういう製作年が印字されているのは「フィリッパ」というリーのカップも同じ。「フィリッパ」は新時代に向け、リーの高さを1ミリ高くし、シノワズリの薔薇を現代風に大胆にアレンジしたなかなかいいカップ。当方では、自宅用として数客使っています。
リーは、戦後ウェッジウッドを立て直したデザイナー、ヴィクター・スキレーンが旧来のリーの球体部分を膨らませたリフォーム版が現代に伝わっています。「リーはコーヒーカップ」なんて言われましたがあれはれっきとした、アウトサイド・デザイン向きのティー・カップです。大市場であるアメリカはコーヒー党が圧倒的優位ですから、ウェッジウッドは何とか背を高くして、リーをコーヒー用にリフォームしたかった。「フィリッパ」でそれをやってみたが、リー・ファンから変更を拒まれたんではないでしょうか。1ミリ背の高いリーは「フィリッパ」を試作品として、後続は出来なかった。
「べレスフォード」は何で1990年の特別版として作られたのか。これは出品者の見るところ、スキレーンがデザインしてウェッジウッドの大定番シリーズになった「フロレンティン」の現代版を作ろうとしたようであるスキスキレーンの頭が冴えている点は、普通手描きの中心になるべき神獣の模様。あれを転写（印刷）で絵を作り、その周辺を結構濃いエナメル顔料で塗った。きちっと塗るのではなく、筆の動きというか、顔料の厚みが水のように少し流れる如くである。「手描き」を強調する塗り方が施されている。
「ベレスフォード」がその新版であると、素人の出品者が断定的に申すのは、個々にフロレンティンの絵付けがそのまま使われているからである。ブルーの塗料のところをアップで撮ってありますから、じっくり写真をご覧ください。フロレンティンと違うのは、顔料が薄い。結構明るく見えたり、黒に近く見えたりもしますが、多分この光の反射の大きな変化が見えるところが、「ベレスフォード」の特徴。
調べた結果に話を戻します。ベレスフォードの後継として、Beresford Platinum (1999-2002)、Beresford Regal (1999-2002)、Beresford Gold (1999-2003)、Beresford 2000 (2000-2004)が塊で作られています。ベレスフォードのボーダーにある尖がった矛？の模様を、ゴールドやプラチナで線描きしたパターン。Beresford 2000というのは、そうした模様すらない、ヴィクトリア・シェイプの非常に高貴な白いデザイン。
皆さんもこうした後続組はご覧になったことがないのでは。金やプラチナで高級にして高貴な感じでディナー・ウェアを並べたものの、期待していたほどは売れなかった。1990年生まれの青いベレスフォードは1997年まで売られたと記録にありますが、この期間だと、途中で増産されたはずです。
レアとは言いながら、たくさん作られたからこそ、今も骨董市場に登場する。後続組が顔を見せないのは、1度作ってそのまま売り切って「終わり」となったからです。素晴らしい青の手塗りの初代に比べ、ゴールドやプラチナを奢った後続組は負けてしまったということか。
後継カップは確かに高級仕様であって品もよろしい。しかし出品者が妄想する「フロレンティンからの流れ」という線はかけらも感じられない。ベレスフォードが何故受けたかについての考察がウェッジウッドに足りなかったのでは。或いはドル箱であるフロレンティンの売り上げに対する影響を考えでもしたのか。
出品者はこのベレスフォードを手にするたび、「ああ、ダークスーツのお出ましだ」と感じます。フロレンティンがハリス・ツイードだとすると、ベレスフォードはドーメル。なぜかいつも英国の紳士服地で比較してしまうんです。いつもフロレンティンからの流れを感じているわけです。
Beresfordというのは一般に英国の人の姓だそうで、地名にもあるとウィキペディアでは触れられていますが、どこなのかは判然としません。何かの史跡のイメージじゃないかという気もするんですが。
カップの高さ７ｃｍ、口径８．３ｃｍ。ソーサーの直径１４．５ｃｍ。サラダプレートの直径は、20.5ｃｍ。新品からストックされた未使用品。
ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。
+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +
No.108.001.003