【AUTO STAFF/オートスタッフ】 Accusump アキュサンプ マニュアルバルブ 汎用キット 2Qタンク(1.89L) [AS-ACC-2Q-M-KIT]

Accusump(アキュサンプ)は、エンジンのオイルポンプによって本体へオイルが充填されます。本体内部はピストンを隔ててオイルとエアーが分離される構造で,非常にシンプルで作動不良が起きにくく設計されています。Accusumpは、Canton Racing Productsの登録商標です。
Accusump(Accumulator Oil Sump)は、エンジンのダメージを抑えるために開発されました。

【アキュサンプ効果】

(1)サーキットや各種競技などの走行時に油圧の低下がある場合の、オイルリザーバとして作用し、油圧低下を抑えエンジンダメージを抑えることができます。
(2)アキュサンプは、エンジン始動前にオイルをエンジンへ供給することができるため“ドライスタート”によるエンジンダメージを抑えることができます。

《EPCエレクトロニックバルブ(AS-24-273X)の油圧制御》

・油圧が約35PSI(2.5kgf/cm2)以下でバルブが開きエンジン側へ吐出します。
・オイルを充填時は圧力スイッチとは関係なく、バルブ内部の構造により、常時、油圧によってタンクへ充填されます。

［オイル注入・交換］

(1)本体のエアーバルブで、60PSI(約4.2kgf/cm2)かけて内部ピストンを吐出側へ移動させます。
(2)本体内部のエアーを7~10PSI(0.5~0.7kgf/cm2)に調整します。
(3)通常のオイル交換時の量プラス約1L程のオイルを入れ(※1)、アイドリングします。
(4)通常のアイドリング時の油圧に落ち着くまで、十分な暖気運転を行ってください。その時、エンジン側とアキュサンプの圧力ゲージが同等になっていることを確認してください。
(5)エンジンを停止させ、レベルゲージでオイル量を調整してください。

※1，注意：オイル量は車両により異なります。アキュサンプタンクとその配管部分のオイル量が加算されますので、車両に合わせてオイル用を調整して入れてください。

［ドライスタート回避］

《EPCバルブの場合》
エンジン始動前にACCで一旦止め、アキュサンプセンサースイッチONでエンジンへオイル吐出。
その後、エンジンスタート。

《手動バルブの場合》

エンジン始動前にバルブを開け、タンク内のオイルをエンジン側へ吐出させる。
その後、エンジンスタート。
手動の場合は、エンジン停止前にバルブを閉めてエンジン停止。(タンク内圧が確保される)


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