フリードリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト・パウルス(Friedrich Wilhelm Ernst Paulus)は第二次大戦開戦後の1939年9月、第10軍のヴァルター・フォン・ライヒェナウ上級大将の参謀長となり、ポーランド侵攻やフランス侵攻の作戦立案に携わりました。1940年9月には参謀本部に戻り、参謀本部第一部部長となり、ヴァルター・フォン・ブラウヒッチュ陸軍総司令官、フランツ・ハルダー参謀総長に次いでナンバー3となります。1942年1月にライヒェナウ元帥が急死すると後を継いで第6軍司令官に任命されますが、パウルスの第6軍はスターリングラード攻防戦でソ連軍に包囲されて降伏しました。