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waka214Bさん
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本人確認済
外箱開封済みブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。
カナダ空軍のＦ－１０４は、Ｆ－１０４Ｇの輸出仕様で、戦闘爆撃型のＦ－１０４になります。
なのでバルカン砲を取っ払って、バルカン砲と弾倉の部分が追加燃料タンクになってます。
カナダ空軍のＣＦ－１０４は、カナディア社によるライセンス生産です。カナダ本国では転換訓練飛行隊にのみＣＦ－１０４が配備されており、実戦部隊は西ドイツとフランスに配備されてました（ＮＡＴＯ軍として）。
本当に核攻撃の為の戦闘爆撃機なので、日本の様に迎撃戦闘機として使われたわけではありません。
機体はベアメタル（無塗装でジュラルミン剥き出し）で主翼は白。訓練機なので落ちた時に見つけやすい様に水平尾翼は真っ赤に塗られてます。訓練機なので無塗装銀色で主翼は白、水平尾翼は赤で目立つ塗装ですが、ＮＡＴＯ軍としてドイツに実戦配備された機体はダークグレーとダークグリーンの迷彩塗装でした。
またカナダ空軍が２００機所有してたＣＦ－１０４の内、１００機が事故で落ちました（半分である）。そりゃまあ、元々迎撃用に設計された高速戦闘機に無理やり重たい核爆弾をぶら下げたので、無理があるのですが・・・。
というか、この機体、全然アクロと関係ないのですが！ なぜアクロチームコレクションにラインナップされてるのだろう・・・謎である。
◆趣味のＦ－１０４
第２次世界大戦後、ジェット戦闘機は、どんどん速くなって行きました。速度が速ければ空中戦で圧倒的に有利ですし、戦場まで短時間で駆けつける事が出来る為、迎撃機としても速度は重要です。
１９５０年代、ソ連が核実験に成功し、ジェット爆撃機を開発すると、アメリカは防空軍団（ＡＤＣ）を創設し、最新鋭の戦闘機を配備して、アメリカ本土の絶対防衛を担わせました。
防空軍団には、最新鋭のコンベアＦ－１０２デルタダガー（マッハ１．２）が配備されてましたが、ロッキード社のスカンクワークス（後にＳＲ７１やＦ－１１７といった特殊な飛行機を設計する精鋭設計チーム）は、物凄く斬新な戦闘機を開発します。
それがマッハ２を出せるＦ－１０４スターファイター。
細長い胴体に小さな主翼を付けたミサイルの様な形の戦闘機。
Ｆ－１０４は防空軍団に採用され、アメリカ本土絶対防衛の任に就くのですが、その期間、わずか１年間。
コンベア社が巻き返します。
ドイツの天才設計者アレグザンダー・リピッシュ博士は第２次世界大戦後アメリカに渡りコンベア社に居たのですが、リピッシュ博士の開発したＦ－１０６デルタダートは、マッハ２．３を出せる上に、武装の搭載量がＦ－１０４の比ではなく（何せ核ミサイルを積んでた）、最高速度・航続距離・武装搭載量・上昇能力など、全ての面でＦ－１０４よりも高性能でした。
なので、防空軍団は、実にあっさりとＦ－１０４を切り捨て、Ｆ－１０６を採用します（Ｆ－１０４の前はコンベア社のＦ－１０２だったし）。
もちろん、米空軍からの大量発注を目論んでたロッキード社は困るのですが、わずか１年で最強の座を奪われ、わずか数年で退役したＦ－１０４は、アメリカの同盟国に対して売り込みを掛けます（日本では、政治家の汚職事件にまで発展する）。
アメリカ最強ではなくなったものの、マッハ２を出せる優れた戦闘機である事は変わらないので、日本はＦ－１０４Ｊ栄光として採用しますし、西ドイツでも空軍と海軍がそれぞれ大量発注を掛け、西ドイツだけで９１５機のＦ－１０４を保有してました。
もっと高性能な戦闘機（Ｆ－１０６）を持ってた米空軍からは見限られたものの、西側各国に輸出されたＦ－１０４は世界的に有名な戦闘機になりました。
１／１４４で、全長約１１ｃｍ。
機体は銀、主翼は白で塗装されており、主翼と胴体にメイプルリーフ（カエデの葉っぱ）がマーキングされてます。
垂直尾翼にはカナダの国旗入り。
組立は、翼の先端に増槽を取り付ける事と、機首のレドームの取り付け、キャノピーの取り付け、タイヤの取り付けです。
部品の差し替えで、タイヤを降ろした状態と、タイヤを格納した状態のどちらかを再現出来ます。
デカールで、『７７３』、『７６３』、『７７４』のどれかにできます。
あと機番変え用の数字が揃ってます。
写真の４枚目は、ブリスターの裏から。
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
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