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日本陶磁器史論/北島栄助/明治43年の復刻/定価4800円/全編十章とし時代を分かち太古神代より江戸幕府に至るまで3000年の事蹟を収録せしもの
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昭和54年。 定価4800円 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
再版に題す
予が日本美術の研究に従事する殆んど十年、自ら揣らず工業叢書發刋のを企詣し既に共第一 編ざして日本陶磁器史編を刊行する所ありたり爾緞編として物、漆器 銅器等の各編をも のすべく材料蒐集に着手し既に其大半を終へたりと雖も他種の著作又は新聞事業に従事する爲 め脱稿意の如くならず窃かに遺憾を思ふの時、きに發し絶版となり居る陶磁器史編の第二 版を公表せよとの慫慂頻り、乃ちこの慫想に迫られ更に多少改正増補して茲に之を出版する 事とせり若し夫れ足らざるものあらば識者の指導を俟つて第三版に挿入する事とすべし而して 第二編以下に至りては明を以て公表するの機あるを信す、記して再版に題する事爾り
明治四十三年八月下旬
佐世保軍港新聞編輯局に於て
似水生 北島榮助識
北島栄助 きたじま-えいすけ
?－1934 幕末-明治時代の陶業家。
北島源吾の子かといわれる。肥前松浦(まつら)郡赤絵町(佐賀県有田町)の上絵付(うわえつけ)業の家をつぎ,有田焼を朝鮮に輸出。明治後期に「絵入長崎新聞」「佐世保軍港新聞」の記者となった。昭和9年11月24日死去。号は似水(じすい)。著作に「日本陶磁器史論」。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plus
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