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crayonさん
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ヴィンテージ・INCA・エナメルワイヤーAWG36(0.127mm)
(量り売り1本の長さ):3メートル
長く必要な方は、お望みの長さを質問欄からお申し出ください。
ご要望の長さを新規に出品させて頂きます。
極めて洗練された本格音です。
どのように使われても高いレベルでの美音の実現が期待されます。
音色はしなやかで分解性能も高く、それでいて聴きやすく、
知的で都会的に洗練された抜けの良い音です。
3本程度まとめてリード線に使用されるのもお薦めです。
ひとつ上のゲージの(Violinの音色が美しい・ARS)との組み合わせも好結果です。
その場合は、弦に響きの中心を持たせた感じになります。
GNDの組み合わせとしては、HOTをこの0.127mm1本、あるいはARSとの組み合わせの場合は、
General Electric AWG18 エナメル線との相性がかなり良いかなと思います。
この 0.127mmエナメル線は、ハンダで溶けないタイプのエナメルですので、
精密カッターで削られるか(剥離剤:デペントKX ・皮膜剥離溶剤) などの剥離剤が必要になります。
エナメルワイヤーの磨きは珠玉のように磨く前にきっちりとエナメルを落とすことが極めて重要です。
エナメル層は意外に深く、落としたつもりがまだ深く浸透しています。
本来の生命感のある音を出すには、その部分まで落とす必要があります。
(美音のためのヴィンテージ線材のエナメルの削り方・裸線も磨くように削ることを推奨)
超硬刃精密カッターを使用して手で削ることをお薦めします。
カッターの刃を研ぎます。#3,000#4000#6000#8000#10000#12000#15,000〜
細い線材を削るときには番手をなるべく小さくしてください。
削りですが、
細い線材については刃の角度を余り立てないようにして、
線材を360度ゆっくり回転させながら丁寧にエナメルを削り落として下さい。
エナメルがなくなったと感じたところからさらにもう一周ほど削り込みます。
(極細線材は神経質なほど注意が必要です)
極太線材においてはエナメルが染みている層は意外に深い場合があります。
微かにでもエナメルを残すとクリアーな音調が得られません。
さて、最後の仕上げに今度はカッターへの力を減らして、
360度回しながら現れた銅の表面を完全に磨いて行きます。
やがて宝石のように輝いて来ます。それを確認してください。ハイエンドの仕上がりです。
このように接触部分に気を配ることで音はものすごく変わります。
急いでササーッとやってしまいますと、
部分的に痩せた音になったり、微妙にノイジーになったり、と、
その線材の持ち味が出ないことになりますので、
エナメル線の削りを相当に重要に考えられた方が良いです。
裸線の場合も表面は酸化していますので、
磨くように綺麗に削ることで音はさらに良くなります。
(エージングについて)
* 海外ではバーニング(burning) あるいはウォームアップなどの表現を目にすることが多いです。*
インターコネクトで使用するワイヤーは一度スピーカーケーブルとして使用した後で構成されるとエージングが簡単に済みます。
その時に、何度か反転して流れる方向を変えると完全にエージング出来ます。
片方向のみのエージングの場合には、しばらく(かなりの長期間)音が詰まることがあります。
この時に諦めずに、反転接続して信号を流すと復帰してきます。
いずれにしましても、いくつかの音調変化を経過してエージングされて行きます。
例:最初にノイズを感じる→消えてクリアーになる→ところがしばらくすると詰まる。(この傾向は多いです)
このような場合には、反転接続してエージングする必要があります。
例2:最初から詰まった音がする→次第に抜けてくる→もう一度詰まる(あるいはノイジーになる)。
これも反転接続してエージングさせることで比較的早く解決できます。
これらのパターン(あるいは微妙に他のパターンもありますが)を何度か繰り返すことで、
全体としては素早く、そして完全に近く、エージングを完了させることが出来ます。
接続端子そのものも取り付け後にエージングは進みます。
エージング技術を駆使することで、音は数倍にもグレードアップする可能性があります。