肥後 熊本藩 細川家 家老 米田家 執事 日記 昭和10年-昭和21年 米田虎雄 男爵家 子爵
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日記帳サイズ
縦24センチ 横17センチ 厚さ2センチ
全192ページ。
全部のページにびっしりと記入有。
肥後熊本藩の細川家に仕えた家老、
米田家の執事によって書かれた日記帳です。
昭和10年の元旦から昭和22年まで書かれています。
日中戦争、太平洋戦争、
そして終戦の時代を米田家執事の視点から綴っています。
時代背景としては、米田虎雄の養子、米田国臣の時代思われます。
彼の名義の税金の領収書も日記に挟まれていました。
(米田虎雄の名前の領収書もありました。)
米田国臣は昭和11年から貴族院子爵議員を務めていたため、
政治に関する記述もある可能性があります。
太平洋戦争中には戦争の様子の記述が多くなります。
真珠湾攻撃や空襲警報、
さらには沖縄の戦況や神風特攻隊に関する言及が見られます。
特に昭和20年になると戦況や空襲に関する記述殆どになり、
7月1日には熊本空襲に関する記録もかかれているようです。
8月17日には終戦直後の玉音放送についての記載もあります。
その後の日記は昭和22年に終わっていますが、
戦後の混乱からか昭和21年と22年の記述は数ページでほとんどありません。
日記の中には領収書やメモ、
米田国臣の手紙なども多数挟まれていました。