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激レア『智将 大谷刑部 吉継』池内昭一 1990※北政所 豊臣秀吉 賤ケ岳・北条戦 朝鮮出兵 敦賀城 関ヶ原大戦 石田三成 宇喜多秀家 徳川家康
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商品説明
平成２年（1990）に、新人物往来社から出版された
池内昭一の『智将 大谷刑部』（初版・２３００円）で
ある。帯には「日本史上最大の内戦・関ケ原の戦いで、
盟友・石田三成とともに戦った義の人・大谷刑部。そ
の知られざる生涯を詳細に描く労作」と綴られている。
多数写真や地図などが、本文に挿入されているので
わかりやすい。近年の〝石田三成ブーム〟で大谷人気
も上がったが、出版当時は地味な武将だったので重版
されず、発行部数が少なく今や入手困難となっている。
私も神田古書会館で行われた、コレクター向けの古書
展示即売会・城北展にやっと見つけた希少本である。
【 目 次 】
（智将 大谷刑部）
●大谷刑部の出身地
●大谷刑部出自の謎
●大谷刑部は、いつ秀吉に仕えたか
●秀吉馬廻り時代の刑部
●刑部大夫に叙任
●刑部の病と千人斬りの噂
●島津攻めの兵站奉行
●刑部、敦賀城主となる
●小田原・北条攻め
●仙北検地と一揆の平定
●九戸一揆の平定
●朝鮮の陣に渡海
●秀吉晩年の頃の刑部
●大谷刑部と敦賀領
●宇喜多家中騒動の調停
●関ケ原役前夜
●会津東征軍に従う
●刑部、三成に与する
●大坂方、兵を挙げる
●大谷刑部、関ヶ原へ
●関ケ原の布陣
●戦闘開かれる
●戦い終る
(関ケ原の役と近江出身武将たち)
●増田長盛
●脇坂安治
●小川祐忠
●朽木元綱
●長束正家
●山岡道阿弥
●京極高次・高知
●藤堂高虎
●田中吉政
●宮部長照
●片桐且元
●赤座直保
●大谷刑部略年表
・参考文献資料
・あとがき
【大谷刑部略伝】
大谷刑部少輔の母は、北政所(秀吉の母)の侍女。若
い時分の紀之介の頃から豊臣秀吉に近侍をしていた。
賤ヶ岳合戦では七本鎗の将に匹敵する手柄をたてた。
秀吉の信任厚く奉行に大抜擢。天正17年（1589）に、
越前敦賀５万石をあてがわれた。朝鮮出兵（文禄・慶
長の役）では、盟友・石田三成と軍監を務めた。
関ヶ原の戦いでは、徳川家康の会津攻めに従うつも
りで、敦賀から美濃の垂井まで来たが、大義を掲げた
石田三成に懇請され、敗戦覚悟で西軍に加わった。終
始よく戦ったが、寝返りをした小早川秀秋の大兵に側
背から攻撃を受け、奮戦のすえ陣没した。
ハンセン病で目が見えず、醜い顔を白い頭巾で隠し
た。常に駕籠に乗って戦闘を指揮した。奮闘の末,自刃
して果てる際にも、おのか顔を敵に見せたくないと、
「わが首を切り落とし隠せ！」と命じた。「関ケ原合
戦図屏風」にも頭巾姿で描かれている。
【本の状態と発送について】
今から３３年前の本だが、本の状態は、全体的に美
本に近い古書「上」である。初読した際、売上伝票が
はさんであり、読んだ形跡を感じなかった。伝票は入
れておく。ただし、帯には若干の微小スレが見受けら
れる。発送はゆうパケットかネコポスでよろしければ
当方が負担サービスしたい。
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