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老蘇 書籍 ＜114＞｛研究・萩原朔太郎｝ 「 ユリイカ Eureka／詩と批評 ◇ 特集＝日本浪曼派とはなにか ／ 1975 VOL. 7-9 」
本人確認済
商品説明
萩原朔太郎
～ （1886～1942）群馬県生れの詩人。開業医の長子と生れ、神経質・病弱で孤独を愛し、ハーモニカ、手風琴、のち
マンドリンを楽しみ、作曲まで物している。従兄・萩原栄次から短歌の事を教えられ、与謝野鉄幹主宰の
『明星』に短歌を発表。大正に入り北原白秋の『朱欒』に詩を発表、のち白秋門下の三羽烏
（他に室生犀星、大手拓次）と呼ばれる。大正6年に処女詩集『月に吠える』、大正12年『青猫』、
昭和9年『氷島』を発表。昭和期には「現代詩の父」と呼ばれ、現在では「近代詩の父」。
某フランス評論家によれば、現代三大詩人の一人（他にエドガー・アラン・ポー、ボードレール）。
明治期から生田長江の『ツァラトゥストラ』に驚かされ、ニーチェからショーペンハウエルへ、また
ニーチェに。昭和17年、朔太郎の葬儀委員長を務めた『六甲颪』の義弟・詩人の佐藤惣之助が葬儀の後、
1週間と経たずに急逝したのも忘れられない。
書名：ユリイカ Eureka／詩と批評 ◇ 特集＝日本浪曼派とはなにか ／ 復刊六周年記念 ◇ 1975 VOL. 7-9
編集人：小野好恵
発行所：青土社
発行日：1975年10月1日 発行
定価：680円
所収：特集・日本浪曼派とはなにか ；
＜対話＝日本浪曼派とはなにか＞； 保田與重郎をどうとらえるか（橋川文三 × 川村二郎） ／
＜エッセイ＞；コギト派の人々（野田又夫）／ 伊東静雄と日本浪曼派（富士正晴）／ 生の美学（奈良本辰也）／
日本浪曼派について（杉浦明平）／ 映画における日本浪曼派（鈴木清順）／ 伊東静雄の地図（杉本秀太郎）／
＜評論＞；小林秀雄と保田與重郎（竹内良知）／ 生き残った日本浪曼派（いいだもも）／
差別としての美（佐藤忠男）／ 朔太郎と茂吉の場合（岡井 隆）／ 三島由紀夫と蓮田善明（野島秀勝）／
保田與重郎と日本浪曼派（大久保典夫）／ 私は保田與重郎を勧めない（渡辺広士）／
太宰治と『日本浪曼派』（饗庭孝男）／日本浪曼派のイロニー（松本道介）／折口・保田・伊東静雄（藤井貞和）／
伊東静雄と保田與重郎（本村敏雄）／ モダニスムとしての土着（岡庭 昇）／ 便乗的冒険者の末路（菅 孝行）／
＜資料＞；「日本浪曼派」総目次 ／
他
参考：帯なし。小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ等あり。蔵書印あり。A5判。P246。350g 。≪古本購入≫
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