100分de名著 「アルベール・カミュ; 『ペスト』」◆長谷川眞理子(NHK出版)2018年6月 

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100分de名著 「アルベール・カミュ; 『ペスト』」◆長谷川眞理子(NHK出版)2018年6月 

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中条省平著、100分de名著 「アルベール・カミュ; 『ペスト』(On the Origin of Species)」です(NHK出版、2018年6月刊)。状態は、未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容: 地中海に面した仏領アルジェリアの都市・オラン。おびただしい数の鼠の死骸が発見され、人々は熱病に冒され始める。ペストという「不条理な厄災」に見舞われた街で、人々はいかに生きてゆくのか ──。ノーベル賞作家アルベール・カミュの傑作小説『ペスト』を、現代的視点で読み解く。

第2次大戦の只中、「異邦人」、「シーシュポスの神話」等の作品で「不条理」の哲学を打ち出し、戦後の思想界に巨大な影響を与え続けた作家アルベール・カミュ (1913 - 1960)。彼が自らのレジスタンス活動で培った思想を通して、戦争や全体主義、大災害といった極限状況に、人間はどう向き合い、どう生きていくべきかを問うた代表作が「ペスト」である。舞台は、突如ペストの猛威にさらされた北アフリカの港湾都市オラン市。猖獗を極めるペストの蔓延で、次々と罪なき人々が命を失っていく。その一方でオラン市は感染拡大阻止のため外界から完全に遮断。医師リウーは、友人のタルーらとともにこの極限状況に立ち向かっていくが、あらゆる試みは挫折しペストの災禍は拡大の一途をたどる。後手に回り続ける行政の対応、厳しい状況から目をそらし現実逃避を続ける人々、増え続ける死者・・・。圧倒的な絶望状況の中、それでも人間の尊厳をかけて連帯し、それぞれの決意をもって闘い続ける人々。いったい彼らを支えたものとは何だったのか? 「ペスト」はナチスドイツ占領下のヨーロッパで実際に起こった出来事の隠喩だといわれる。過酷な占領下で、横行した裏切りや密告、同胞同士の相互不信、刹那的な享楽への現実逃避、愛するものたちとの離別等々。カミュ自身がレジスタンス活動の中で目撃した赤裸々な人間模様がこの作品には反映している。それだけではない。「罪なき人々の死」「災害や病気などの避けがたい苦難」「この世にはびこる悪」・・・私たちの人生は「不条理」としかいいようのない出来事に満ち溢れている。「ペスト」は、私たちの人生そのものの隠喩でもあるのだ。

◎アルベール・カミュ(Albert Camus、1913 - 1960年)は、フランスの小説家、劇作家、哲学者。フランス領アルジェリアのアルジェリアの貧しい農家に生まれ、給食生として高等中学に進学、ここでジャン・グルニエに会い文学に目を向ける。アルジェ大学で哲学を専攻後、1936年劇団「労働座」を結成、演劇活動を行う。第2次世界大戦中に刊行された小説『異邦人』、エッセイ『シーシュポスの神話』などで「不条理」の哲学を打ち出して注目され、戦後はレジスタンスにおける戦闘的なジャーナリストとして活躍した。また『カリギュラ』、『誤解』などを上演し、劇作家としても活動した。戦後に発表した小説『ペスト』はベストセラーとなり、エッセイ『反抗的人間』において左翼全体主義を批判し、反響を呼んだ。小説『転落』発表の翌年、1957年、史上2番目の若さでノーベル文学賞を受賞。1960年、交通事故により急死し、未完に残された小説『最初の人間』が1994年に刊行された。
カミュの著作は「不条理」という概念によって特徴付けられている。カミュの言う不条理とは、明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性のことであり、そのような不条理な運命を目をそむけず見つめ続ける態度が「反抗」と呼ばれる。そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むとされる。カミュの文学的営為は、病気、死、災禍、殺人、テロ、戦争、全体主義など、人間を襲う不条理な暴力との闘いだった。それに対して、彼は一貫してキリスト教や左翼革命思想のような上位審級を拒否し、超越的価値に依存することなく、人間の地平にとどまって生の意味を探しもとめた。彼は「父」としての「神」も、その代理人としての「歴史」も拒否した。カミュは何よりも時代の妥協しない証言者であった。彼は絶えずあらゆるイデオロギーと闘い、実存主義、マルクス主義と対立した。ソビエト全体主義に対する批判は、彼をコミュニストたちと対立させ、サルトルと絶交するに至った。彼の著作のヒューマニズムは、歴史の最悪の時期における経験のなかで鍛えられたものであり、この意味で、彼は20世紀のもっとも高いモラルを体現した人物のひとりである。

★著者、中条省平は1954年、神奈川県生まれ。東京外国語大学英米語学科中退、学習院大学仏文科卒業後、フランス政府給費留学生としてパリに滞在し、パリ第10大学第3期文学博士号を取得。1988年:東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、学習院大学文学部フランス文学科専任講師を経て同教授。近年は漫画評論にも力を入れており、手塚治虫文化賞選考委員を務める。著書に『最後のロマン主義者 ― バルベー・ドールヴィイの小説宇宙』、『反=近代文学史』、『フランス映画史の誘惑』、『読んでから死ね!―現代必読マンガ101』、『マンガの論点 21世紀日本の深層を読む』、『世界一簡単なフランス語の本』など。ほかにフランス文学の翻訳が多数ある。

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