隔週刊（復刊）名城をゆく「大坂城」2015※表紙流用 石山本願寺 豊臣秀吉 秀頼 淀君 徳川家康 秀忠 千姫 大坂の陣 真田幸村 後藤又兵衛

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    開始日時 2023.05.27（土）23:24
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    オークションID 549759591
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商品説明

   写真は、平成１６年（２００４）に、小学館から出版された週刊名城

をゆくシリーズの「大坂城」（２月２４日号・定価５６０円）を流用してあ

るが、落札後に発送するのは、平成２７年に復刊出版された隔週刊

号であることを最初にお断りしておく！  表紙を少し変えて内容は、

週刊も隔週刊もまったく全ページ同じである。ひと言、説明しておくと、

週刊は５０号以上出版されたが、隔週刊はそのうちのよく売れた３０

号分にしぼって復刊された。ちなみに復刊されなかった号は、現在、

入手困難な分、古書店では高値となっている。 


 本名城シリーズは、全ページがカラーグラビアで数多くの写真が駆

使されており、史料価値も高いので貼付写真を御覧下さいませ。


【大坂城について】

 大坂城は、日本で最も進化した城である。明応５年（１９４６）、石山

の地に本願寺八世蓮如が坊舎を建立したのが始まりだ。蓮如の生

き方は、一切の既成権力と妥協せずに、念珠の代わりに武器を信徒

に持たせて戦った姿勢にある。そのが信念を「四十一箇条の遺言」に

残し、その魂は戦乱の世で信長と戦った顕如まで生き続けた・・・・。


  さて、大坂城のルーツは、戦国時代に、あの信長でさえ攻略に１０

年を要した石山本願寺だったのである。湿地帯だった周囲には、数々

の濠をめぐらした城郭寺院で難攻不落だった。織田軍がいくら陸上封

鎖し兵糧攻めをしても、海上から毛利水軍が補給した。業を煮やすし

た信長は、巨大な鋼鉄軍船を建造して毛利水軍を蹴散らした。


 １０年にわたる長期戦を終えて、和議を結んで紀州鷺森に移った石山

本願寺一派は移転した。その跡地に兼ねてから目をつけたのが秀吉

である。海の道を活かして、かの地を一大商業地に躍進させ、湿地帯

には水運を極め堀とし八百八橋を設置した。大坂城の大城郭は、堀を

めぐらした防衛ラインを強みとし、敵が押し寄せたら橋を落として、信徒

とともに籠城ができた。


  だが、天下の名城として名を馳せた大坂城も、元和元年（１６１５）の大

坂夏の陣で灰塵に帰した。敗因は前年の冬の陣で、大砲火に驚いた轟

音におののいた淀君が和議を結んだことによる。家康は和議をしたたか

に破り、外堀も内堀も埋め真田丸も壊した。裸城となった大坂城は、幸村

が城を出て一矢を報いるもあえなく落城し秀頼と淀君は露と消えた。


  豊家滅亡後、松平忠明が浪花入りし整備にあたった。家康死後三年目

の元和５年、大坂一円は幕府直轄領となり、新たに執政官として〝大坂城

代〟が置かれた。翌年には、新大坂城築城が開始された。太閤人気を払拭

するために、旧大坂城跡を地下に埋め尽くし、その上に徳川大坂城を築いた。


  この天下普請には、西国大名がおもに借り出され、ようやく完成したのは

１０年後の寛永７年（１６３０）であった。大坂城の美しさを天下に示すために

壮麗で美しい石垣を幕命で築かせた。巨大な石を用いた高さ３０メートルの

石垣は日本最大規模である。この石垣には、実に４０万個の石が使われた。

さらに大手門・多聞櫓・千貫櫓・乾櫓・一番櫓・六番櫓・金蔵・焔硝櫓・金明水

井戸屋形・桜門など、優美安土桃山建築の粋が今に伝えられている。五層

五階の大天守は落雷のため焼失した。現在の大天守は昭和６年（１０３１）に

復興されたものだ。


【本書のおもな登場人物】

●豊臣秀吉 ●豊臣秀頼 ●徳川家康 ●徳川秀忠 

●真田幸村 ●大野治長 ●片桐且元 ●北政所

●木村重成 ●後藤又兵衛●浅井長房 ●長宗我部盛親

●織田信長 ●顕 如  ●淀 君  ●お 初 

●お江与  ●千 姫、他。


【城と城下町・周辺城砦紹介】

●真田丸  ●淀 城  ●芥川城  ●高槻城

●津田城  ●茨城城  ●八尾城  ●単南陣屋

●守口城  ●若江城  ●池田城  ●狭山陣屋

●伊丹城  ●尼崎城


【事件史・史跡・その他】

●大坂冬の陣 ●大坂夏の陣 ●黄金の茶室

●八百八橋  ●船 場、他。 


 本の状態は、個人所蔵の美本に近い「上」である。発送はゆう

パケット２１０円です。

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