テオドール・アイケ(Theodor Eicke)は、武装SS上級大将で、第3SS装甲師団「髑髏(トーテンコップ)師団」の師団長を務めました。アイケは強制収容所監視部隊「髑髏部隊」司令官でしたが、1936年に正式に親衛隊髑髏部隊(SS-Totenkopfverbande)の名称が与えられ、アイケは親衛隊髑髏部隊総監(Generalinspekteur der SS-Totenkopfverbande)となります。第二次大戦開戦後の1939年10月、アイケは「髑髏」師団(トーテンコープフ師団)を編成し、西方電撃戦に参加しています。1941年のバルバロッサ作戦ではヴィルヘルム・フォン・レープ元帥率いる北方軍集団の配下で激戦を戦い抜いて高い評価を受けましたが、1943年2月にアイケは第三次ハリコフ攻防戦で偵察機で飛行中に撃墜されて戦死しています。写真のマークは第3SS装甲師団(髑髏師団)の師団標識です。