【中古動作品】RAAL 70-10D リボンツイーター ペア【訳あり】【リボン交換済み】
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商品情報
【中古動作品】RAAL 70-10D リボンツイーター ペア【訳あり】【リボン交換済み】
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本人確認前
商品説明
◆セルビア製の高級リボンツイーターRAALの70-10D、ペアでの出品です。
◆2018年9月にカナダのSolenでオンライン購入し、昨年2月頃まで使い、その後リボンを交換したものになります。交換は一応、成功しておりますが、ハンダの乗り方がかなりブサイクであるため、訳あり品とさせていただきました。
他、前面にすり傷、ネジに多少のサビ、取り付け穴に塗装の剥げ、パッキン(コルク製)に割れがあります。片方、わかりにくいですがリボンを保護するメッシュに断線が1箇所あります。写真をご確認ください。いずれも通常の使用には問題ありません。
◆同社ラインナップでは、帯域が一番高音寄りのモデルですが推奨で2800Hzから出せますので、2wayでも使える組み合わせは多いかと思います。周波数応答は2000Hzから100000Hzと極めて広く、スーパーツイーターとしての使用例も多く見られます。
こちらはアモルファスコア版ではなく通常版です。アモルファスコア版はマッチングトランスにアモルファス素材を用いた上位機種で、現行品は全てアモルファスコア版になっております。4年ほど前まで通常版とアモルファスコア版は並行して販売されていて、価格差はペアで200カナダドル以下だったかと思います。購入金額は送料抜きでペア756.60カナダドル(送料183.86カナダドル)でした。4月30日現在、アモルファスコア版の価格はペア1282.72カナダドル(現在のレートで147000円ほど)ですが、昨年1月の時点でも1162.34カナダドルでしたので、私が通常版を購入した当時からはだいぶ値上がりしているのだと思います。ちなみに交換リボンは2つで163.92カナダドルでした。
◆RAAL製ツイーターを採用しているメーカーは少ないですが、DIY界では名の通ったメーカーと言って良いでしょう。アメリカのrequisite社と組んでヘッドホンも製造しております。
リボンツイーターについてですが安価なものと高価なものが混在し、違いがよくわからない方もいるかと存じますが、少し解説いたしますと、リボンツイーターは3種類、トゥルーリボンツイーター、プラナーツイーター、AMTツイーター(ハイルドライバー)とあり、RAALの製品はトゥルーリボンツイーターとなっております。
トゥルーリボンツイーターは3種の中でも最も高価で、音質も評価が高いものとされております。極軽量なアルミのリボンを強い磁力で鳴らすため、低いインピーダンスを調整するマッチングトランスを内蔵しているのが特徴です。
これと異なる方式ですと、プラナーリボンツイーターはリボンに磁性体を練り込んだものを使用しており、ハイエンドのピエガのリボンもそれに当たりますが、安価に製造する事もできるようです。AMT方式はハイルドライバーとも呼ばれリボンが波打ってるもので、こちらも評価は高いですが、トゥルーリボンのようにマッチングトランスを必要としないため、安価なものも流通しております。
◆ちなみに前面につけるカマボコ状のスポンジは、RAALのトレードマークのようなもので、垂直方向の分散を調整するディフレクターパッドと呼ばれる物です。磁石でついております。
◆出品の経緯ですが、当初KEFのReference1に合わせるスーパーツイーターとして導入し、一昨年、Reference metaが出る頃にReference1は引退させ、VOLTのユニットと合わせ自作スピーカーのツイーターとなりました。しばらくしてから片側の音圧が低下しているのに気づき、リボンの交換を考えましたが、万が一失敗した場合のスピーカー不在期間を懸念し、アモルファスコア版に買い替えてから交換することにして、こちらの通常版を余らせたと言う経緯となります。こちらを用いて新しい別のスピーカーの製作も考えておりましたが、置く場所もなく、少し入り用になったので出品を決めました。
◆音圧が低下した原因ですが、もともと寒暖差の激しい場所ではリボンツイーターは向かないようで、リボンの伸びにより両方とも低下していたのですが、片方だけ特に低下した理由についてはよくわかっていなく、おそらくですがスピーカーをマイクで計測・調整する際に、片チャンネルの計測結果だけを参照し、両チャンネルを調整と言う工程でやっていたため、計測をした側だけのリボンが計測用のサイン波により伸びてしまった、と言うような感じではないかと考えてます。
◆いずれにしても両方ともリボンは交換しており、計測(適度な音圧)により、買い替えた正常品のアモルファスコア版とほぼ同じ音圧になっていることを確認してますので問題ないかと思います。
写真の10枚目が計測結果になります。
わかりにくいですが青とオレンジの線がこちらで所有するアモルファスコア版、緑と紫の線が今回出品いたします通常版です。(カットオフは4500Hz、48dB/oct。いずれも軸上5cm。)
専用防音設備などはない素人の計測ですので、細かい誤差などはご了承ください。
◆接続にはんだ付けが必須となっております。(公式の画像にはターミナル端子がついているものがありますが、おそらくプロトタイプのようなものかと思います。)
必要であれば、簡単に接続できるようこちらで数センチほど導入用のケーブルをはんだ付けしてお渡しすることもできますのでご連絡ください。高級なケーブルは持ち合わせておりませんのでご了承ください。
リボン交換時のハンダはオーディオ向けのアルミットHR-19Mを使用しております。上記、導入用ケーブルのはんだ付けもこちらでできます。
なお、交換用のリボンは通常版もアモルファスコア版も共通ですので、現在も手に入ります。国内でも横浜ベイサイドネットなどで注文できるかと存じます。マッチングトランスのアップデートサービス(通常→アモルファスコア)もどうやらやっているようですが、RAAL本社に直接連絡をする必要がありそうです。
◆非喫煙環境。
◆元箱あり。元箱の上にさらに梱包を行います。
◆発送はおてがる配送の80サイズになります。
◆5月6日から8日午前中まで、所用のため発送作業が不可です。5日夕方(クロネコヤマトなら19時・ゆうパックなら17時)までにご入金いただければ即日発送可です。
◆以上、不必要な説明も重ねてしまいましたが、ご了承の上、ノークレームノーリターンでお願いいたします。
◆それではよろしくお願い致します。
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