フランス◆銀無垢コーヒーポット◆オディオ◆格調高い『アールデコ様式』のお品物です◆６９６ｇ◆素晴らしい品格のお品物だと思います
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フランス◆銀無垢コーヒーポット◆オディオ◆格調高い『アールデコ様式』のお品物です◆６９６ｇ◆素晴らしい品格のお品物だと思います
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ご覧のように作風を見ていただければお分かりのように、「アールデコ期のお品物」と申し上げていいでしょう。
さらに突き詰めて申し上げますと、アールヌーヴォー期からアールデコに移行したあたりの特長が色濃く出ておりますので、製作年代は今から約１００年前の１９２０年頃～１９４０年代頃までに造られた作品であると考えられます。
またこちらのお品物の一番の特長は、と申しますと、やはりなんと言っても「上品で格調高い意匠」と申し上げていいかと思います。
ご覧のように上下左右３６０°どこからどう見ても隙が一切ありません…
素晴らしい精度で、そして見事な造り込みに思わず言葉を失ってしまいます…
しかしながら工房マークを見れば、『あ～なるほどな…♪♪』 と妙に納得してしまいます。
その正体は…
『Odiot』！！
フランスの３大名工房にも数えられる一流の上に『超』が付く名工房であります。
※ ３大名工房 ＝『オディオ』『カルディヤック』『ピュイフォルカ』
当然ですが、残された作品を見渡してみても、本当に素晴らしい作品群の数々が残されております。
さらにはオルセー美術館にも、たくさんの素晴らしい歴史的名品が所蔵されている事からも、その素晴らしさがご理解いただけるかと思います。
どうぞこの格調高いこちらの作品を、ぜひ直接貴方様のお手にとり、その『素晴らしさ』をご堪能いただけれ誠にありがたいと存じます。
そしてこちらのオディオ、工房の歴史も驚く古く、その創業はなんと１６９０年と云われております。
もちろん「世界最古級」と申し上げていいかと思います。
尚、アメリカに(設立は１８５０年代と言われる)、老舗銀工房の『TOWLE社』という銀工房がありますが、創業者の『モールトン一族』がアメリカ大陸に上陸したのは、それよりずっと前の１６３０年頃と云われております。
これが『創業年』で間違いなければ、この『TOWLE』が世界最古の銀工房と言えるかもしれませんが、あくまでも『１６３０年頃に上陸』という事でございますので、やはりフランスの、こちらのオディオが「世界最古の銀工房で間違いない！」と申し上げていいかと存じます。
尚、状態ですが、使用による「スレ」「小キズ」「微かなぶつけ痕」さらには「くもり」等が認められます。(付箋の画像参照)
それと拡大画像でもお分かりのように内側一面が『古代色＝紫色』に変色いたしております、どうか何卒ご承知おきくださいませ。
(硫黄分の強い温泉などに長時間浸けた時によく見られる現象の変色であります)
また最上部の摘みに僅かな「曲がり」が認められます。(画像参照)
それと蓋を大きく開けた際に、木製ハンドル最上部にぶつかってできたと思われる「ほんの微かなぶつけ痕」が蓋の表面に認められます、こちらも併せてどうかご承知おき下さいませ。(画像参照)
またハンドルにやや「遊び」が認められます。
画像にも示しておりますが、円形放射状の飾りの穴が少々広がってしまっているのが見てとれます、おそらくは、これが原因と考えられます。(コアロッドの接触による金属疲労と言っていいかと思います＝最後２枚の画像参照)
さらにはハンドル最下部のコアロッドが紛失してしまっております。(ハンドルが外れたりする心配はございません)
しかしながらその他は、大きなダメージ等もなく、まだまだ長く現役で活躍してくれそうです。
また総重量は６９６.０ｇですが木製ハンドルが約２５g(２５㏄)ほどあるかと思います。
※ ハンドル部をゆっくりと水に沈めていき、溢れた水の量で体積を計測する『アルキメデスの原理』で計測いたしました、「＋－５％程度」の誤差があるかと思いますが…
尚、エボニー製の、こちらのハンドルですが(日本名は黒檀)、気乾比重は(水分１５％前後にまで乾燥させた木材の比重)平均１．０５前後でございますので、『ほぼ水と同じ』と考えて計算させていただきました、どうか何卒ご了承下さいませ。
もちろん１.０５という比重は『ゆっくりと水に沈んでしまう木』という事になります。
また今回は、この木部に『生くるみ』を潰して抽出した「くるみオイル」をやさしく塗りこみ、お手入れさせていただいた後、丁寧に丁寧に出荷させていただきたいと思っております。
それと、本体と上部の蓋を固定している蝶番のコアロッド(芯棒)ですが、こちらは「緑青」が出ている事からもお分かりのように銀950ではなく『硬度の高い銅合金製』で間違いありません。
しかしながら質量は極めて小さいもの、と考えられます(０.２ｇ未満と思われます)
※ (コアロッドの大きさ＝長さ約２７㎜、直径約１㎜＝爪楊枝の半分の直径です)
半径×半径×円周率×長さ×銅合金の比重(約８.５)＝約０.１８ｇ程度となります。
それと最後に刻印ですが、画像でもお分かりのように合計４か所に押されております。(画像参照)
(上から) 蓋の縁部分に『ファーストミネルヴァ』、本体上部に同じく『ファーストミネルヴァ』そして底部にも『ファーストミネルヴァ』、そして高台部底板に『工房マーク＝オイルランプ』でございます。
どうぞこの機会に、こちらの大変豪華で格調高い銀無垢コーヒーポット、ぜひ貴方様のコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
サイズ
最大高さ １８４ミリ
最大幅 ２１１ミリ ハンドルから注ぎ口先端部まで
口縁部最大直径 １００ミリ
容量 １１７０㏄ (満水で)
重量 ６９６、０ｇ 銀９５０以外の重量は２５ｇ程度だと思われます。(銅合金製コアロッドと木製ハンドルの合計)
尚、素人計測につき１％未満の誤差は、どうか何卒お許しくださいませ。
◆ホールマーク◆
工房マーク Maison Odiot メゾン・オディオ ( オイルランプの上に『O』)
銀品位 ９５０ ファーストミネルヴァ
登録 １９０６年～１９５６年
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また、昨年９月３日に発生したヤフオクの『システム障害』等が起きてしまった場合、公平なお取引ができなくなってしまうため、誠に恐縮ではございますが、たとえご落札されたといたしましても、理不尽さゆえに『すべて無効』とさせていただきたいと存じます、どうか何卒ご承知おき下さいませ。
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