■1956年、25歳の時に自動車事故で亡くなったトランペット奏者 Clifford Brown が、その1年前の1955年にClifford Brown = Max Roach Quintet名義で録音したアルバム。
■”Swingin’” 、 ”George's Dilemma”、 “Sandu” 、 “Gerkin For Perkin” がBrown のオリジナル曲になるが、中でも ”George's Dilemma” は ”A Night in Tunisia” (作曲は同じくトランペット奏者のDizzy Gillespie)をヒントにアフロ・キューバン・リズムと4ビートのスイングを交互に配したエキゾチックな響きの作品で、テナー・サックス Harold Land とのソウルフルな2管によるアンサンブルに圧巻されるような作品となっている。