「死を考える（こころの本）」 ◆中村真一郎編（筑摩書房・ハードカバー）

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「死を考える（こころの本）」 ◆中村真一郎編（筑摩書房・ハードカバー）

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カテゴリ	本、雑誌人文、社会哲学、思想
状態	目立った傷や汚れなし
個数	1
返品	返品不可
自動延長	あり
早期終了	あり
入札者評価制限	あり
入札者認証制限	あり
落札者	ログインして確認
開始価格	350 円（税 0 円）
開始日時	2023.12.17（日）17:35
終了日時	2023.12.24（日）16:35
オークションID	x1110894621

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中村真一郎編、「死を考える（こころの本）」です。筑摩書房刊、読みやすいハードカバーです。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容：　いかに生きていかに死ぬか。魂のありか・行方はどうなるか。人間は死すべきものである。死をめぐる、先人の古典的著作十数篇を収載して、その死生観に学ぶ。

　「私は儒教のように、来世について考察しないことを好む。生きている間は、よりよく生きるために専念すべきであり、死はそれが到来してから、それに対処しようというのが、私の態度である。もし死が完全消滅なら、その考察の必要もないわけである。70歳の私は、古代中国の皇帝のように、一日も長く現世にとどまって、快楽をむさぼろう、というほどの生への執著もない。死との和解はすませている。ただ死苦の少なからんことを願うばかりである」（編者のことばより）

　死をめぐっての感想（中村真一郎）
　『パイドン』より（プラトン）
　『自省録』より（マルクス・アウレーリウス）
　哲学をきわめるとは死ぬことを学ぶこと〔『エセー』〕（モンテーニュ）
　神秘主義と死（マイスター・エックハルト；アビラの聖テレジア；十字架の聖ヨハネ）
　『マルテの手記』より（リルケ）
　『オーレリア』より（ネルヴァル）
　『失われた時を求めて』より（プルースト）
　『論語』より（孔子）
　蛇前生物語〔『ジャーダカ』〕
　『不滅の言葉』より（ラーマクリシュナ）
　生死〔『正法眼蔵』〕（道元）
　『思い出す事など』より（夏目漱石）
　わが生死観（岸本英夫）

★編者、中村真一郎は1918年（大正7年）、東京生まれ。小説家・文芸評論家・詩人。東京帝国大学仏文科卒業。に進学。加藤周一らと共に「マチネ・ポエティク」を結成し、共著の時評『1946・文学的考察』で注目される。『死の影の下に』5部作で戦後派作家の地位を確立。ほかの代表作として『雲のゆき来』、『頼山陽とその時代』、『この百年の小説』（毎日出版文化賞）、『四季』4部作（うち『夏』で谷崎潤一郎賞、『冬』で日本文学大賞）、『蠣崎波響の生涯』（藤村記念歴程賞／読売文学賞）など。1997年死去（享年79）。

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