レコーディングには天才ドラマーのジョン・ブラックウェルほかクリス・コールマン、タル・ウィルケンフェルド、モリス・ヘイズ、またザ・ニュー・パワー・ジェネレーションからシェルビー・J.やリヴ・ウォーフィールド、エリサ・フィオリーロらが参加。作詞作曲/プロデュース/その他各楽器のパフォーマンスはプリンス本人。アルバム発売に先駆けてリリースされたアルバム表題曲である「ウェルカム・2・アメリカ」では、ゴシップに溢れるテレビやネットからの情報過多、かつて"Slave"(=奴隷)と自らの頬に描いたように音楽業界への不満などについて独白。さらにアメリカ合衆国の国歌にある歌詞の一部「Land of the free/Home of the brave」(=自由の地/勇者の住処)を、「Land of the free / Home of the slave」(=自由の地/奴隷の住処)と揶揄するなど痛烈な批判も込めた楽曲となっている。多くの人へ影響を与え続ける非凡な才能による新たなマスターピースが遂に解禁へ。彼が紡いだ素晴らしい音楽の光が、時空を超えて今夏、全世界の人の心へと降り注ぐ。