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人車記・陽明叢書・4冊/近衛通隆監修/兵部卿平信範の日記/詳密にして精確な記録とこれへの信範の評言は人車記の大きな魅力の1つである
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陽明叢書の人車記、1巻-4巻の4冊でまとめてみました。 昭和61年 定価合計48000円 ゆうメール・レターパック規格外 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
平信範 たいらの-のぶのり
1112－1187 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
天永3年生まれ。平知信(とものぶ)の子。累進して蔵人頭(くろうどのとう)となるが,嘉応(かおう)元年延暦寺(えんりゃくじ)衆徒の強訴(ごうそ)に際し,「奏事不実」の罪名で備後(びんご)(広島県)に流される。翌年ゆるされ、承安(じょうあん)3年兵部卿となり、安元2年正三位にのぼった。文治(ぶんじ)3年2月12日死去。76歳。字(あざな)は平能。日記に「兵範記」。
一、陽明後書記録文書篇は財団法人陽明文庫が所蔵する近衛家伝襲の日記及び文書の内、史料的価値の特に高いものを複製出版するものである。
一、本輯は第五輯として、兵部卿平信範(1112~1187)の日記である人車 記の浄書本29巻のすべてを4冊に分けて収める。
一、本冊は29巻の内、年次に従い、久寿元年(=仁平4年、1154)から保元三年(1158)までの九巻を収めた。
一、裏書はすべて末尾にまとめて収め、裏書のある個所にはその日の記事の上部欄外に「裏一」の如くに表示し、更にその裏書が収められている頁数を記した。
一、解説は第4冊にまとめて収める。
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