★著者、イーノック・アーノルド・ベネット(Enoch Arnold Bennett)は1867年、イングランド、スタッフォードシャー生まれ。20世紀初頭の英国で名声を博した小説家、劇作家、評論家。『二人の女の物語(The Old Wives' Tale)』や、クレイハンガー三部作(Clayhanger trilogy)などの「5つの町(The Five Towns)」シリーズで知られる。ベネットは、多くの小説作品において市井の人々の生活を現実的かつ克明に描き、その作風はしばしば自然主義的と評され、ゾラやモーパッサンらの影響が指摘されている。また小説以外では、『自分の時間(How to Live on 24 Hours a Day)』、『自己を最高に生かす(How to Make the Best of Life)』など多くの人生啓発書を著し、ほかに戯曲や映画のシナリオ等も手掛けた。1931年死去(享年64)。
★内容: 意欲に満ちた“賢明なる1日” を過ごすために ―― イギリスの大作家による時間活用術。自己を向上させるために限られた時間をいかに使うべきか、具体的ヒントを提示する。本書の普遍的なメッセージは、時代や国境を越え、これまで多くの知識人に影響を与えてきた。「時間」について書かれた実用書で、世界の一流人たちにこれほど支持され、人生のバイブルとして愛読された本はないだろう。 「朝目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」、「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」、「1週間を6日として考えよ」、「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」、「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」、「計画に縛られすぎてはいけない」・・・などの具体的な時間活用のヒントは、多忙を極める現代人にこそ心に響く内容だろう。いつも「時間が足りない」「時間に追われている! 」と感じている人にもおすすめの一冊。
訳者序文
まえがき
第1章 この考え方が1日1日に奇跡をもたらす
第2章 もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう!
第3章 1日24時間の枠を最大限に生かすには?
第4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」
第5章 週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする
第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」をつくる秘訣
第7章 思考を集中するひとときをもつ
第8章 「内省的な気分」を大切にする
第9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
第10章 「原因と結果の法則」を頭に入れる
第11章 読書好きなあなたへ ――人生に大きな「利息」を生むアドバイス
第12章 財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている
訳者解説
★著者、イーノック・アーノルド・ベネット(Enoch Arnold Bennett)は1867年、イングランド、スタッフォードシャー生まれ。20世紀初頭の英国で名声を博した小説家、劇作家、評論家。『二人の女の物語(The Old Wives' Tale)』や、クレイハンガー三部作(Clayhanger trilogy)などの「5つの町(The Five Towns)」シリーズで知られる。ベネットは、多くの小説作品において市井の人々の生活を現実的かつ克明に描き、その作風はしばしば自然主義的と評され、ゾラやモーパッサンらの影響が指摘されている。また小説以外では、『自分の時間(How to Live on 24 Hours a Day)』、『自己を最高に生かす(How to Make the Best of Life)』など多くの人生啓発書を著し、ほかに戯曲や映画のシナリオ等も手掛けた。1931年死去(享年64)。
★訳・解説の渡部昇一は1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大文学部英文学科卒業、同大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツのヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学(ミュンスター大学)でDr.Phil(哲学博士号)。上智大学英文科講師、助教授を経て教授、名誉教授。助教授の頃、フルブライトによるアジアからの訪問教授プラン(VAPP)によって渡米、4つの州の6つの大学で半学期ずつ講義を行う。専門の英語学以外に、『知的生活の方法』、『アングロサクソンと日本人』など歴史論、政治・社会評論の著作が多数ある。ほかにインド親善協会理事長、日本財団理事、グレイトブリテン・ササカワ財団(在イギリス日本財団)理事、野間教育財団理事、イオングループ環境財団評議員、エンゼル財団理事、「日本教育再生機構」顧問、「道徳教育をすすめる有識者の会」代表世話人などを務めた。1994年、ミュンスター大学から非欧米人では初めて名誉哲学博士(Dr.Phil.h.c.)授与。瑞宝中綬章。2017年死去(享年86)。
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