舞台はNYイースト・ハーレムの公立小学校。ヴァイオリンが仲立ちになった“dreams comes true”のストーリーだ。しかし、こういった物語を観ると(しかもこれは実話。ドキュメンタリー版との2本組)、つくづくアメリカ人って本当に大した奴らだなぁと感心する(決して皮肉で言ってるんじゃない。本心からそう思ってる)。まあ、そこが人間のスゴイとこで、素敵なとこ(一方、グウタラで落ちるところまで落ち、のたれ死ぬのも人間の魅力のひとつ)。単に“感動の物語”とか“不屈の勝利”とかじゃなく、ここにある人間くささに親しんでほしい。