コールマン・ホーキンスからの影響を感じさせながらも、モダンとスイングの中間的スタイルでスタイルを確立した名手のバッド・ジョンソン。そのジョンソンが高名な評論家として知られる、スタンリー・ダンスのプロデュースで行った「Blues A La Mode」(Felsted)CD化。ブルース中心の選曲で、チャーリー・シェイバースの鮮やかな音色のトランペット、レイ・ブライアントの趣味のよいバッキングが楽しめます。最後の4曲はボーナストラックで67年の録音。アール・ハインズ名義の「Blues And Things」(Master Jazz Rec)からで、このうち2曲でジョンソンはソプラノ・サックスを吹いております。