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(文久3年 筆)石見国津和野藩士 大國隆正 自画讃句 親子亀図です。
文久3年(1863年)の7月、73歳の折りに長寿を願い描いたものであり、
上部には、その願いを込めて詠んだ歌が添えられております。
《 大國隆正 》
幕末・維新の国学者・石見津和野藩士。
姓は野々口、のち大国。
名は秀文・秀清、字は子蝶、号に佐紀之屋・葵園等。
平田篤胤に国学を、昌平黌で儒学を、
村田春門に音韻学を学び、洋学もおさめる。
京都に家塾報本学舎を開き、津和野藩校養老館教授となる。
維新後は神祗局諮問役・宣教師御用掛などを務めた。
明治4年(1871)歿、80才。
■紙本・肉筆
■状 態
時代なりのヤケ・オレ等あり。
■寸 法
軸寸法/約209.0cm×約63.0cm。
本紙寸法/約128.0cm×約56.0cm。
■落 款
御覧の様な銘・落款等あり。
■箱
箱。
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骨董品(古美術品)との出会いは、得てして縁の部分が多分にあります。
ご紹介している品々は、現代の既製品の品と違い、
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この場で出会えた事は何かの御縁だと思います。
※※この良きご縁を大切にして下さい。※※