日本盤 帯付 2枚組 マックスウェル・ストリートの伝説〜ライヴ ロバート・ナイトホーク 2CD maxwell street night hawk
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日本盤 帯付 2枚組 マックスウェル・ストリートの伝説〜ライヴ ロバート・ナイトホーク 2CD maxwell street night hawk
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>P-VINE RECORDS（PCD-5527 / 28）日本盤 1999年リリース
Disc：Volume 1
▼
01. Sun Is Shining（Johnny young）
02. Can't Hold Out Much Longer（Big john Wrencher）
03. Juke Medley（Carey bell）
04. That's All Right（Robert Nighthawk）
05. red Top/Ornithology（Little Arthur king）
06. Maxwell Street Jam（Carey Bell）
07. Lucille（Big John Wrencher）
08. Carinna, Carinna（Arvella Gray）
09. Power To Live Right（Carrie Robinson）
10. Cheating And Lying Blues（Robert Nighthawk）
11. Honky Tonk（Robert Nighthawk）
12. Dust My Bloom（Robert Nighthawk）
13. Peter Gun Jam（Robert Nighthawk）
14. I Need Love So Bad（Robert Nighthawk）
15. All I Want For My Breakfast（Johnny Young）
16. Take It Easy, Baby（Robert Nighthawk）
17. Long Gone John（Unknown）
Disc：Volume 2
▼
01. Mama, Talk To Your Doughter（Big Mojo Elem）
02. I'm Ready（Carey Bell）
03. Carey'n On（Carey Bell）
04. When The Saints Go Maching in（James Brewer Group）
05. Back Off Jam（Robert Nighthawk）
06. John Henry（Arvella Gray）
07. Anna Lee / Sweet Black Angel（Robert Nighthawk）
08. Love You Tonight（Big John Wrencher）
09. Time Have Come（Robert Nighthawk）
10. Cruisin' In A Cadillac（Carey Bell）
11. Honey Hush（Robert Nighthawk）
12. I'll Fly Away（James Brewer Gospel Group）
13. I Shall Overcome（Fannie Brewer）
数年前に、所用でイリノイ州のシカゴを訪れた際、現地の人から「音楽好きなら是非、ウエスト・サイドのマックスウェル・ストリートに足を運ぶべきだよ」と声をかけられました。
そこはシカゴ・ブルース発祥の地であり、かつては日曜毎に蚤の市（フリーマーケット）が催され、道の端々で、ブルースやゴスペル他、玄人素人のプレイヤー達の屈託のない演奏に身近に触れ合える日常がありました。
そんな賑わいを知れば、現状の街並みは、時折ギターを弾き語る人の姿は見かけるものの、至って閑散としています。（約四半世紀前にマックスウェル・ストリートは閉鎖・解体されたそうです）
それでも、やはり特有の泥臭い空気の匂いにまとわれる感覚はありました。ちょうど夏の時季でしたが、乾いた午後の日差しのなかに、在りし日のマーケットに飛び交う人々の喧騒や、伝説のプレイヤー達の残像が垣間見えるようです。
本作は、その活況を呈していた当時のマックスウェル・ストリートの模様を記録した、ドキュメンタリー映画「And This Is Free：The Life And Times Of Chicago's Legendary Maxwell Street（1964年）」の、リアル・サウンド・トラックです。
あくまでも映像用の音源であり、加えて '60年代当時の拙い録音環境（機材面）等、決して音質は芳しいモノではありませんが、雑踏のなかに溶け込むように自然体で演奏するブルースメンの表情・表現のありのままの軌跡が記録されていて、簡素ゆえに、生々しさが今の時代にあってもダイレクトに伝わって来ます。
また、本作中に主役のようなパフォーマンスを占めるロバート・ナイトホーク（1909年11月30日~1967年11月5日）は、生来の気の向くままに全米各地を孤高にサーキットしており、このわずか数日の間に、タイムリーにもこの地で彼の姿が刻まれたことは、我々後々に当時を知る世代の音楽ファンにとっては、この上ない幸いだといえるでしょう。
↑楽曲リストの横に各プレイヤー名も記載しておきましたが、彼の他にも、ジョニー・ヤング、キャリー・ベル、ビッグ・ジョン・レンチャー等、名うてのブルースメンが登場します。
ブルースの聖地に、1964年（公民権運動が成立した年）という時代に、招かれるべくして自ずから集結した、土着の神々達の親しみ深い姿に素直に向き合える、まさに伝説的な※パッケージ。
※
日本盤には、克明なデータ詳細、解説、歌詞等が記載された、読み応えのあるブックレット（64頁）付き。
BOX（スリップケースにCD ×２＋ブックレット）仕様。