サウンド以上に「PORT CHESTER 2015」と違うのは、ZZ TOPのカップリング公演ということ。昨年もZZ TOPとのツアーを行いましたが、ダスティ・ヒルがツアー・バスの中で転倒し腰を痛めて中止。予定された日程はジェフが単独でこなしました。今回は、そのリベンジとも言うべき日程で、4月30日から5月10日の8公演が行われました。伝え聞くところによるとZZ TOPも名誉挽回の熱演だったそうですが、その熱意が乗り移ったのかジェフがまた、キレッキレの絶好調です。カップリング公演だけにセットは短いのですが、それでも「JEFF BECK LIVE+」にはない「Nine」「Yemin」「Lonnie On The Move」「You Never Know」が楽しめる。
特に「Lonnie On The Move」は、「PORT CHESTER 2015」でも聴けなかっただけに嬉しいところ(逆に新曲「My Tiled White Floor」がないのは寂しいですが)です。それ以上に、短いセットそのものが美味しさにもなっていて、演奏の集中力・瞬発力に転化されているのです。ジェフは山盛りの懐メロよりも、一瞬の閃きこそが輝くアーティストですので、この集中力はかけがえのない美点。しかも、公式ライヴ盤のように編集でつまみ食いするのではなく、二度と戻らない瞬間の積み重ねを本生100%で一発録りしているのですから、1CD76分が至福の塊なのです。
中音域がしっかりしているので全体的に安定した音だし、「You Know You Know」でのベース及びドラムソロの音もきれいに聴こえる。ジミー・ホールのヴォーカルも良い。「Yemin」のイントロにニコラスのソロがないのは残 念だが「You Never Know」にはソロパートがある。単独セットに比べると4曲少ないものの、そのぶん凝縮された好プレイになっている。ベックのセットにアンコールはなく、 この後に登場して演奏したZZ TOPのアンコールの「Rough Boy」と「Sixteen Tons」にベックが参加して共演となった。
(75:51)
1. Loaded 2. Nine 3. You Know You Know 4. Morning Dew 5. Why Give It Away
6. A Change Is Gonna Come 7. Yemin 8. Lonnie On The Move 9. Little Wing 10. You Never Know
11. A Day In The Life 12. Superstition 13. Big Block 14. Rollin' And Tumblin' 15. Goin' Down
Jeff Beck - guitar, Nicolas Meier - guitar, Rhonda Smith - bass Jonathan Joseph - drums
Jimmy Hall - vocals
THACKERVILLE 2015 / JEFF BECK GROUP プレスCD
です。
コレクターズCDです。
盤面には薄いスレや汚れがあります。
ケースやジャケットなどは特に問題無く良好だと思います。
ナンバリングステッカー付きで番号は30番台です。
どうぞよろしくお願いします。
※以下メーカーインフォより
JEFF BECK - THACKERVILLE 2015(1CD)
Live at Winstar Casino, Thackerville, Oklahoma, USA 1st May 2015 TRULY PEREFCT SOUND
最新型ジェフ・ベックが止まらない! 公式ライヴ・アルバム「JEFF BECK LIVE+」を発表し、ツアーを開始したジェフ・ベック。先日もツアー初日を収めた「PORT CHESTER 2015(Wardour-150)」が大好評を博しましたが、さらに超強力な録音が次々と登場しています。しかも、そのほとんどが「サウンドボードか、オーディエンスか」という次元を超越したスーパーサウンドぞろいなのです。そもそも、ジェフを愛好する客層というのは、音に対する感受性が鋭い。その上に「最新のジェフ」に注目するくらいですから、最新機材と音質に対するセンスが際立っているのでしょう。ギターミュージックの極北をひた走るジェフに相応しく、客席録音の可能性を拡げるような録音ばかりなのです。
そんな中でも「これぞ!」の1枚が本作。「PORT CHESTER 2015」も徹底的なハイクオリティ・サウンドでしたが、本作も負けず劣らず。極めてクリアなのはどちらも同じながら、比較するとビッグな低音が心地良い「PORT CHESTER 2015」に対し、本作は中音域に重心が置かれ、より全体の均整が取れていて自然。「PORT CHESTER 2015」は、リマスターによる効果で数段跳ね上がっていました(過剰にイジったわけではなく、リマスターに適した録音だったということです)が、本作のサウンドは、素の録音からして理想的なサウンドなのです。
そうは言っても、本作もまったくの素のままではありません。これほどの録音を究極レベルに押し上げるべく、激しめのホール残響を調整。本作の特徴である自然なニュアンスを崩さないよう、細心の注意を払いながらもより聴きやすいサウンドに仕上げました。ギターとヴォーカルが一歩前に出たようなバランスは、さらにサウンドボード的と言ってもいいかもしれません。
サウンド以上に「PORT CHESTER 2015」と違うのは、ZZ TOPのカップリング公演ということ。昨年もZZ TOPとのツアーを行いましたが、ダスティ・ヒルがツアー・バスの中で転倒し腰を痛めて中止。予定された日程はジェフが単独でこなしました。今回は、そのリベンジとも言うべき日程で、4月30日から5月10日の8公演が行われました。伝え聞くところによるとZZ TOPも名誉挽回の熱演だったそうですが、その熱意が乗り移ったのかジェフがまた、キレッキレの絶好調です。カップリング公演だけにセットは短いのですが、それでも「JEFF BECK LIVE+」にはない「Nine」「Yemin」「Lonnie On The Move」「You Never Know」が楽しめる。
特に「Lonnie On The Move」は、「PORT CHESTER 2015」でも聴けなかっただけに嬉しいところ(逆に新曲「My Tiled White Floor」がないのは寂しいですが)です。それ以上に、短いセットそのものが美味しさにもなっていて、演奏の集中力・瞬発力に転化されているのです。ジェフは山盛りの懐メロよりも、一瞬の閃きこそが輝くアーティストですので、この集中力はかけがえのない美点。しかも、公式ライヴ盤のように編集でつまみ食いするのではなく、二度と戻らない瞬間の積み重ねを本生100%で一発録りしているのですから、1CD76分が至福の塊なのです。
現在は、ZZ TOPとの日程も終え、再び単独ツアーを続けるジェフ。今後も名録音が出てくるかも知れませんが、本作ほどキリッと締まった演奏はないかもしれません。「PORT CHESTER 2015」では、初日ならでは緊張感が良い方向に転んでいましたが、本作はバンド自体が暖まりつつ、1CD分の時間に途切れない集中力が溢れる快演が詰まっています。カップリングだからこそ実現した最新型ジェフ・ベックの名ライヴ・アルバム。ぜひ、あなたのコレクションに。
★beatleg誌 vol.181(2015年8月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
ジェフ・ベックの最新北米ツアーから、2015年5月1日に行われたオクラホマ州タッカービルでのライヴを収録したプレスCDが登場。ベックのヘッドラ イナー・ツアーは2015年4月13日から26日までと5月12日から23日までで、間の4月30日から5月10日までがZZ TOPとの合同ツアーだ。この日のライヴはZZ TOPとのツアーの2公演目に当たる。短縮セットなのでこれで全曲で、収録時間は75 : 51。クリアに録れており、観客の雑音もないので聴きやすい。
中音域がしっかりしているので全体的に安定した音だし、「You Know You Know」でのベース及びドラムソロの音もきれいに聴こえる。ジミー・ホールのヴォーカルも良い。「Yemin」のイントロにニコラスのソロがないのは残 念だが「You Never Know」にはソロパートがある。単独セットに比べると4曲少ないものの、そのぶん凝縮された好プレイになっている。ベックのセットにアンコールはなく、 この後に登場して演奏したZZ TOPのアンコールの「Rough Boy」と「Sixteen Tons」にベックが参加して共演となった。
(75:51)
1. Loaded 2. Nine 3. You Know You Know 4. Morning Dew 5. Why Give It Away
6. A Change Is Gonna Come 7. Yemin 8. Lonnie On The Move 9. Little Wing 10. You Never Know
11. A Day In The Life 12. Superstition 13. Big Block 14. Rollin' And Tumblin' 15. Goin' Down
Jeff Beck - guitar, Nicolas Meier - guitar, Rhonda Smith - bass Jonathan Joseph - drums
Jimmy Hall - vocals
800円前後で保証と追跡番号付き。
定形外郵便
CD1枚だと250円前後
2枚ですと350円前後となります。
それ以上ですと送料が高くなりますのでゆうパックの方をお勧めします。
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