井川メンパ 15cm径の丸形弁当箱(入れ子収納可) 井川・カネ キ請合製(カネ キ 印 ) 浅い擦り傷はありますが美品です。

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    開始日時 2023.12.29(金)23:46
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    オークションID w1099345772
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商品説明

メンパ、今でいえば弁当箱のことです。井川メンパは、天然漆の美しい光沢が最大の特長、冬暖かく夏は腐らない。メンパに詰められたご飯は、現代的なお弁当箱には無い、仄々としたおいしさで私たちを楽しませてくれます。 井川メンパがいつ頃から作られるようになったかは定かではありませんが、その起源となった井川曲物は、鎌倉時代から作られたといわれています。また、室町時代、井川には金山が栄え、金山の水替えに杓や曲桶が必要とされたた小河内地区辺りでは盛んに曲物が作られたと伝えられています。 さらに、江戸時代末期になると、井川メンパは山村農民の生活用具としてではなく、農村の副業生産物として近隣へ販売されていたことが、明治末の「井川村誌」に記されており、井川の曲物に漆塗り技術が加わり、現在の井川メンパが誕生したのでした。
 井川メンパの特徴は、天然漆の美しい光沢と、長年の使用に耐える丈夫さにあります。幅の広い山桜の皮でしっかり縫い止め、板と板の継ぎ目には漆を塗って固め、これによって丈夫さが増し、古くなっても漆を塗り直せば何年でも使えるという利点があります。 井川メンパには、大きさによって男持ち、女持ち、菜メンパの3種類あり、形は丸形と小判型があります。画像 4 に例示した「望月良秋工房で製作された三段重ねの丸形メンバですが、外径が概ね 15cm,14cm,13cm,12cm,11cm, 10cm の大きさで、画像 5 に示してありますが、最初の四つを二つずつ重ねて男持ち、後半の四つを重ねて女持ちとしていたようです。お互いに入れ子重ねができるようになっていて、使い終わったら重ねて一つになってしまいます。出品者が最初に購入した井川メンパは、この大小二組の「井川メンバ」で、漆塗り作業の完了する三月の末、井川地区の「海野想次」工房まで受け取りに参りました。工房にて対応していただき、井川メンバについて多弁に説明いただいたのは「海野様のご内儀」で、寡黙な職人風の「海野想次」さんは、購入したメンバを新聞紙に包んで渡して下さいました。その際、「海野想次の井川メンバ」は丸形のみ、また「井川の工房」で直接手渡せる方のみに販売し、土産店等での委託販売や地方発送等は一切行っていないということでした。井川メンパに詰められたご飯は冬温かく、夏は腐らず、アルミ等の弁当箱では味わえない仄々としたおいしさがあります。外作業の際には、食事後メンバに冷水や冷えた湯茶を入れ、焚火の中で温めてあった石を放り込むことにより、白湯や熱い茶まで作る裏技もあったようです。 周囲と隔絶された辺境の地だった井川の山の生活が生み出した独特の生活用具、井川メンパは、古い歴史と伝統を持った民具として見直され、人気が高まっています。
 この井川メンパの故郷ともいえる現在の地名「静岡市葵区井川」は、鉄道フリーク「乗り鉄」にも名を知られている僻地中の僻地、県庁所在地から公共交通機関を用いて最も時間のかかる地区の一つだそうです。地区の入り口まで、鉄道が敷設されていますが、乗合いバス、あるいは鉄道を利用しても、三時間前後かかっての到達となります。静岡県庁付近のバス停から出発すると、まず乗合いバス利用では、安倍川沿いに延々と、安倍川源流部近くの終点横沢まで約 90分かけて到着できます。その終点から先は、自主運行バスで大井川との分水嶺を超え、井川ダムや大井川鉄道井川線の終点まで約 70 分かかり、「井川駅」に到着いたします。その先に、過疎にあえぐ(失礼!!) 井川集落が大井川両岸沿いに広がっています。井川を訪れる第二の交通手段は、静岡県庁から徒歩、或はバスでJR静岡駅まで移動し、JR東海線でJR金谷駅まで約40分弱かけて進みます。そこで下車し、大井川鉄道本線に乗り換えて、終点の千頭駅まで乗っていきます。ただし、この大井川鉄道は一年ほど前の大洪水で被害の多発した「家山駅」より先は今だに復旧しておらず、「家山駅」より先は、バスによる代行運転となっています。終点の千頭駅で再び「大井川鉄道井川線」のトロッコ電車に乗り換え、その終点が「井川駅」となります。井川地区は、昭和40年代まで、電源開発のためのダム建設現場となり、ダム建設関係者が溢れかえっていて、この地区としては大繁栄の時代となりました。長嶋ダム、井川ダム、畑薙ダムなど大きなダムが次々に大井川上流部に完成しましたが、この建設ラッシュが終わった昭和50年代以降は、ダム建設のために井川に滞在していた関係者は大挙して離村してしまい、井川は、元の「山奥の寒村」に戻ってしまいました。 「井川メンパ」の里「井川」は、また、別の趣味に興ずる人たちにとっても、とても知名度の高い地名です。この井川は、後面に日本で第二~第五の高山が屹立する「南アルプス」の入り口に位置する「アルピニスト」にとっては重要な「登山口」なのです。
しかし、地元で生活されている「井川の住民」にとっては、依然として「過疎にあえぐ山奥の寒村」が、現状なのです。農閑期の冬場に製作されていた「井川メンパ」の工房も徐々に減少し、数年前に逝去された「海野想次」工房が井川地区最後の工房となってしまいました。井川の地から静岡市街地に移住されて「井川メンパ」を製作されている「望月栄一」様と、望月工房で修業され、現在川根本町千頭で工房を運営されている「前田」様の二工房が、現在の「井川メンパ」工房となっているようです。これらの二工房では、「井川メンパ」の新規製作と、旧製品の「塗り直し」サービスがなされているようですが、どちらの工房でも「井川メンパ」伝統の複雑な工程が伴うため、新規購入や塗りなおしの依頼をしても、相当の(待ち)時間と経費が嵩むようです。
 「井川メンパ」は民芸品として作られて使用されてきた実用品であり、芸術品ではありません。金属やプラスチックの弁当箱に比べれば高価ですが、使わなくては価値がありません。「井川メンパ」と同様な工程で製作されている漆塗り製品は、使用に伴って漆の一部が欠けて、木地が露出してきます。現行の二工房製作のメンパと、「海野想次」工房製作のメンバに限って修理依頼を受け付けているようですが、その他の工房で作られた「井川メンバ」の専門的修理は、今のところ依頼できません。
 古くて傷が目立つものや、漆塗装の剥げかかった「井川メンバ」は、そのままでは使用に耐えないのですが、古民家に多数所蔵されており、ヤフオクやメルカリ等に時々その様な傷だらけの「井川メンパ」が出品されています。
 今回出品する「井川メンバ」の多くは、出品者が「何とか使用できる程度にまで」塗装欠けや剥がれを改修したメンバです。もちろん、出品者は、漆塗装の経験等は全くありません。漆傷の補填や広い範囲の塗装剥がれについては、漆に近い「カシュー」塗料で行い、その上に食品衛生法で認可されている透明水性ウレタン塗料を上塗りしてあります。純正の「井川メンパ」という観点から見れば「改悪」かもしれませんが、とりあえず使用できる段階まで「改修がなされた」メンパとみなして下さい。

出品されている「井川メンパ」セットは、目立った傷や汚れの少ない美品ですが、長期保管に伴うわずかな擦れとひっかき傷が残っています。中古品であることに理解のある方の入札を待っています。

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