テリー・ハフの鬼名盤『ザ・ロンリー・ワン』のプロデューサーとしてあまりにも有名なワシントンDCのシンガー、アル・ジョンソン。1960年代にユニフィックスのリード・シンガーとしてデビューし、ノーマン・コナーズのプロデュースによる80年のアルバム『バック・フォー・モア』(コロムビア)も人気の高い彼が、78年にマリーナなるマイナー・レーベルからリリースしたデビュー・アルバム『ピースフル』。プロデュースは意外にも、50年代に数多くのR&R/R&B・クラシックスを残しているシンガー、ロイド・プライス(+ネイト・アダムズ&アル・ジョンソン本人)で、バーナード・パーディ(ds)、これまた意外や、ミーターズのレオ・ノセンテリ(g)らが参加。さらに、テリー・ハフがコーラスで参加しているのもうれしい。自然に体が揺れるなんとも心地好いミディアム「I've Got My Second Wind」、心和むバラードのタイトル・トラック「Peaceful」をはじめ、フィリー・ソウル的なノリを持った「It's Not Too Late」、テリー・ハフのコーラスも切ないステキすぎるバラード「I'll Do Anything For You」、マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」を彷彿させる「Since You Walked Out Of My Life」等々、とてもローカル・レーベル産とは思えない完成度を誇る、捨て曲皆無の掛け値なしの傑作!
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1I've Got My Second Wind4:54
2Come Check Out This Love4:29
3Peaceful4:23
4It's Not Too Late (To Start Again)3:34
5I'll Do Anything For You5:00
6Since You Walked Out Of My Life3:44
7Let Me Love You (Like You Want To Be Loved)4:36
8Let's Go Home Together5:22
Arranged By Al Johnson
Backing Vocals A. O. Johnson*, Jackie Farmer, Terry Huff
Bass Bernard Miles (2), Paul Martinez*
Design [Package Design By] Yuichi Kato (2)
Drums Ahmed Ali, Bernard Purdie, Herman Ernest*, John Susewell*