Lysergic Emanations Records LE-0021LP 1968年から1974年までの録音。ほとんどの収録アーティストが、アルバム発売にまで至らず、7インチ盤どまりだったようで、このコンピ盤発売まで、なかなか聴くことのできなかった貴重な曲が収録されています。サイケ・ビート系からプログレ前夜、プレ・ハード・ロック、お国柄を感じさせるものなどもありますが、意外なことに、英国ロック的なバンドが多いです。70年前後の英国に残されたアングラ風アート・ロックに近い、という感じです。私が最高に良かったのはヘヴィー・バンド(というバンド)の「ファンキー」という曲(バンド名もバンド名なら、曲名も安直ですが)。後半に延々と奏されるハモンド・オルガンのソロがとっても英国風です。このシングル、海外では7万円以上もします、怖ろしい。