「薄桜記」 ◆五味康祐（新潮文庫）

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「薄桜記」 ◆五味康祐（新潮文庫）

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カテゴリ	本、雑誌文学、小説小説一般日本人作家か行その他
状態	目立った傷や汚れなし
個数	1
返品	返品不可
自動延長	あり
早期終了	あり
入札者評価制限	あり
入札者認証制限	あり
落札者	ログインして確認
開始価格	250 円（税 0 円）
開始日時	2023.10.29（日）17:15
終了日時	2023.11.05（日）17:15
オークションID	w1068196413

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五味康祐による名篇、「薄桜記」（新潮文庫）です。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで185円です。　

★内容：　旗本随一の遣い手と言われた丹下典膳は、はからずも左腕を失い市井の浪人となった。一方、一刀流堀内道場の同門である中山安兵衛は、高田馬場の敵討で剣名を挙げ、播州赤穂藩浅野家の家臣・堀部安兵衛となる。立場は異にしても、互いに深い友情を感じる二人。だが、浅野内匠頭の殿中刃傷は、二人の運命をさらに変転させた。時代小説界の巨人が、侍の本分を貫く男たちを描いた名篇。

★著者、五味康祐は1921年、大阪市生まれ。第二早稲田高等学院（旧制早稲田大学の大学予科）中退、明治大学専門部文芸科本科に入学するも除名。この頃日本浪漫派の影響を受ける。学徒出陣を経て、1946年に復員ののち保田與重郎に師事。同年、邦光史郎とともに『文学地帯』を刊行し、短編小説を寄稿。その後、斎藤十一の推薦で『新潮』に掲載された『喪神』で芥川賞を受賞て注目された（同作は『魔剣』の題名で映画化）。以後、時代小説家として活躍し、『柳生武芸帳』の連載などで人気を博す。主人公の集団性、禁欲的な剣豪でなく、本能のままに生きる剣豪というとらえ方、そして日本浪曼派の影響の濃い、剣の達人の持つ精神性の表現と、格調高い文体で高く評価され、剣豪ブームをまきおこした。主な作品としてほかに『秘剣』、『二人の武蔵』、『柳生連也斎』、『薄桜記』など。また、音楽の造詣を生かした著作『西方の音』や、趣味が高じた野球評論、麻雀、占い等においても玄人はだしであった。1980年死去（享年58）。

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