主なゲスト・ミュージシャン Guitar Steve Lukather Guitar Jeff "Skunk" Baxter Guitar Jeff Beck Guitar Eric Clapton
収録曲 1 One 4:34 2 I (Who Have Nothing) 4:02 3 What's Going On 5:13 4 Chain Of Fools 3:46 5 Maybe I'm Amazed 3:22 6 I Keep Forgetting 3:34 7 I Put A Spell On You 4:32 8 Every Kind Of People 4:19 9 Love Don't Live Here Anymore 4:15 10 Don't Let Me Be Lonely 3:40 11 Jealous Guy 4:07 12 Everybody Hurts 5:29 Bonus Track : 13 One (Live) 4:44
The 2005 studio album from the most passionate & distinctive voice of the rock era, making 12 modern classics, from Screamin' Jay Hawkins, Paul McCartney, John Lennon, R.E.M., Margin Gaye, & more, his very own
ロッド・スチュワートがコール・ポーターのあとを追ってアメリカの定番の歌を忙しく追っている間に、60年代のブリット・ソウルの仲間、ジョー・コッカーはさらに現代的で力強いスタンダードを追及した。ここに収録された素材は、まずハスキーな声のシンガーを魅了したソウルフルなアメリカンR&Bのヒットから、そうしたヒットの現代の落とし子、感情のこもったバラードまで幅広い。REMの「Everybody Hurts」があるし、力強いスタジオ録音とライヴ・テイクのU2「One」がアルバムの冒頭と最後を飾っている。コッカーは昔のレノン(「Jealous Guy」は暖かいカリブのリズムのR&Bとなっている)やマッカートニー(影響は少ないとしても優れた「Maybe I'm Amazed」)の再発見を行っているが、それ以上に古い素材、「Chain of Fools」やリーバー&ストローラーの「I Keep Forgetting」、そして「I (Who Have Nothing)」こそ、コッカーが解釈する際の勘を存分に発揮した曲だ。この曲でのジェフ・ベックのソロは、味があり、典型的にしなやかなリリシズムに満ち、同様にギターのアイコンであるエリック・クラプトンは「I Put A Spell On You」で彼らしいブルージーな炎を燃やしている。だが、コッカーやセッションに参加した仲間、スティーヴ・ルカサーやディーン・パークスなどが素晴らしいのと同様に、彼らの努力は時にC・J・ヴァントンのあまりにもしゃれた製作で上滑りしている部分も見受けられる。道路の中央を目指したヴァンストンだが、ジェイムズ・テイラーの「Don't Let Me Be Lonely」やコッカーが優れた解釈をしてはいる「Everybody Hurts」をドブ目がけて運転させている。
Joe Cocker/ジョー・コッカー
Heart & Soul
2005年。輸入正規盤1CD。
US盤!ボーナストラック1曲収録!
主なゲスト・ミュージシャン
Guitar Steve Lukather
Guitar Jeff "Skunk" Baxter
Guitar Jeff Beck
Guitar Eric Clapton
収録曲
1 One 4:34
2 I (Who Have Nothing) 4:02
3 What's Going On 5:13
4 Chain Of Fools 3:46
5 Maybe I'm Amazed 3:22
6 I Keep Forgetting 3:34
7 I Put A Spell On You 4:32
8 Every Kind Of People 4:19
9 Love Don't Live Here Anymore 4:15
10 Don't Let Me Be Lonely 3:40
11 Jealous Guy 4:07
12 Everybody Hurts 5:29
Bonus Track :
13 One (Live) 4:44
The 2005 studio album from the most passionate & distinctive voice of the rock era, making 12 modern classics, from Screamin' Jay Hawkins, Paul McCartney, John Lennon, R.E.M., Margin Gaye, & more, his very own
ロッド・スチュワートがコール・ポーターのあとを追ってアメリカの定番の歌を忙しく追っている間に、60年代のブリット・ソウルの仲間、ジョー・コッカーはさらに現代的で力強いスタンダードを追及した。ここに収録された素材は、まずハスキーな声のシンガーを魅了したソウルフルなアメリカンR&Bのヒットから、そうしたヒットの現代の落とし子、感情のこもったバラードまで幅広い。REMの「Everybody Hurts」があるし、力強いスタジオ録音とライヴ・テイクのU2「One」がアルバムの冒頭と最後を飾っている。コッカーは昔のレノン(「Jealous Guy」は暖かいカリブのリズムのR&Bとなっている)やマッカートニー(影響は少ないとしても優れた「Maybe I'm Amazed」)の再発見を行っているが、それ以上に古い素材、「Chain of Fools」やリーバー&ストローラーの「I Keep Forgetting」、そして「I (Who Have Nothing)」こそ、コッカーが解釈する際の勘を存分に発揮した曲だ。この曲でのジェフ・ベックのソロは、味があり、典型的にしなやかなリリシズムに満ち、同様にギターのアイコンであるエリック・クラプトンは「I Put A Spell On You」で彼らしいブルージーな炎を燃やしている。だが、コッカーやセッションに参加した仲間、スティーヴ・ルカサーやディーン・パークスなどが素晴らしいのと同様に、彼らの努力は時にC・J・ヴァントンのあまりにもしゃれた製作で上滑りしている部分も見受けられる。道路の中央を目指したヴァンストンだが、ジェイムズ・テイラーの「Don't Let Me Be Lonely」やコッカーが優れた解釈をしてはいる「Everybody Hurts」をドブ目がけて運転させている。