【LP1枚】国内盤K20C-8404 14世紀に入ってまもなく、フランスのヴィトリ(Ph. de Vitri, 1291-1361)が、14世紀初頭の新しい音楽について理論的にまとめ、それを《アルス・ノヴァ》と題して発表したことから、この時期の音楽をアルス・ノヴァとよぶようになりました。そして《アルス・ノヴァ》は後には、14世紀全体の音楽を意味する言葉として用いられるようになったのです。ノートル・ダム楽派の活動は、13世紀半ば頃に終わりますが、その後、アルス・ノヴァまでの時期の音楽をアルス・アンティクワ(古芸術)と呼んでいます。そう呼んだからといって、けっしてその内容が古いというわけではなく、アルス・ノヴァの時代から見れば、前代の音楽であるという意味に過ぎません。このアルス・アンティクワの時代には、定量記譜法がさらに進歩し、モテトゥスと呼ばれる新形式の曲がその隆盛期を迎えることになります。中古ですので小さな汚れあります。まとめて買えばお安くなります。