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親鸞書簡集 真継伸彦編訳 徳間書店 自己の実存を冷厳に見つめ、誠実に非僧非俗を貫いた親鸞が、関東の門徒宛てた心あたたまる数珠の書簡集
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商品説明
徳間書店刊 親鸞書簡集 真継伸彦編訳を出品させて頂きます。
私信にみる親鸞思想の本質
諄々と説くく絶対他力の精神、切々と戒める本願ぼこり。
自己の実存を冷厳に見つめ、誠実に非僧非俗を貫いた親鸞が、晩年、関東の門徒宛てた心あたたまる数珠の書簡集。
なんでも鎌倉幕府のきびしい念仏弾圧下、権力に迎合する実子の善鸞の義絶を決意するまでの数通には、老境の親鸞の深い苦悶が滲み出る。
他に親鸞の妻、恵信尼の消息を四通収める。
目次
まえがき
親鸞思想の本質―三願転入について
不必要な来迎の儀式
義なきを義とす
念仏する者は弥勒に等し
自然法爾ということ
愚者こそが往生す
義は凡夫の分別
法滅後も衆生を利益す
根本は同じ誓願と名号
正しい意見も分別のうち
たがいに不離の信と行
名号は他力本願を信じてこそ
弥陀のはからいで定まる信心
南無阿弥陀仏を無礙光如来というのは誤りか
無礙光は智恵、すなわち阿弥陀仏
阿弥陀は梵語、無礙光は漢語で同意
他力こそまことの信心
悪人からは慎んで遠ざかれ
他力のなかの自力ということ
見て敬い、得て大いに慶べ
悪である自己を深く省みる
念仏は無明の酔いを覚ます
悟りを開くということ
能生の因と所生の縁
一念か、多念か
鎌倉幕府に訴えられる
他力には有念・無念ということなし
幕府より念仏停止の沙汰
実子善鸞をたしなめる
善鸞の言動に深まる疑惑
確定的な善鸞の背信
誹謗する人のために祈ろう
親鸞、義絶を決意
善鸞への義絶状
中世の家内奴隷の譲り状
夢告で法然のもとへ
夢に『大経』を読む
あとがき
主観ですが、良上品だと思います。
落丁はございません。
あくまでも中古品にはなりますので、ご理解いただける方のみご入札お願い致します。
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