そんな全国屈指のサウンドで繰り広げられるのは、名古屋に続く特別感も美味しいセットリスト。東京・大阪とは異なり、リリースされたばかりの新作「DEF LEPPARD」の「Dangerous」と「VAULT」の「When Love And Hate Collide」が披露されているのです。「Dangerous」は、名古屋が全世界初演だったわけで、今回が2回目。「HYSTERIA」に入っていてもおかしくないような曲調で、日本公演後もレギュラー化しています。また、同じく新曲「Let's Go」は、初日の武道館でも演奏されていましたが、こちらも全世界11回目の演奏。名古屋における“全世界初演”のインパクトには及びませんが、これから代表曲化するかも知れない2つの名曲の極初期バージョンを超クオリティで楽しめるわけです。
「次のツアーでまた会おう。俺たちを忘れるなよ、俺たちはお前らを忘れないぜ。さよなら、ジャパン!」と言って去るジョー・エリオット。昂ぶった気持ちを鎮めるような「Kings Of The World」が流れる中、本作は終了します。遅れて届いた届いた最終公演は、単なる高音質ではく、絶妙なバランス感覚までも備えたツアー全録音の中でも絶品の大傑作でした。初日の気合いと武道館スペクタクルの「BUDOKAN 2015」、ライヴハウスの密着感と「Dangerous」の全世界初演のインパクが凄まじい「NAGOYA 2015」、そしてそのすべてを凝縮したような総合傑作たる本作。第3の傑作にして、ツアー総決算の最終日ライヴアルバム。2015年晩秋の想い出に、ぜひ、この傑作録音をお選びください。ジョーの語る“次”を心待ちにしながら。
★2015年日本ツアー最高音質の傑作タイトルです。
Disc 1(66:30)
1. Pre Show Music 2. Let's Go 3. Rock! Rock! (Till You Drop) 4. Animal 5. Let It Go 6. Foolin'
7. Dangerous 8. Love Bites 9. Armageddon It 10. Rock On 11. Undefeated
Disc 2(52:02)
1. MC 2. Two Steps Behind 3. Rocket 4. When Love And Hate Collide 5. Switch 625 6. Hysteria
7. Let's Get Rocked 8. Pour Some Sugar On Me
9. Rock Of Ages 10. Photograph 11. Kings Of The World (Outro)