酒井抱一「松図」◎特別出品・酒井抱一代表画帖『柳花帖』の完成画が見つかる・超稀少・美術館級・垂し込み・美品・黒漆箱・真筆・若冲期

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◎日本美術史上初の大発見・旧大名家(分家筋)蔵品◎
酒井抱一「松図」・自画自賛
『柳花帖』「習作下絵図案集」を示す「完成画」
[俳句賛および落款翻刻]
俳句:「晴てまた しぐるる春や 軒の松」
落款:「抱一書画」(「文詮」朱文瓢印)
二重箱・黒漆箱・伊藤若冲と同時


商品詳細
酒井抱一「松図」、自画自賛
[俳句賛および落款翻刻]
俳句:「晴てまた しぐるる春や 軒の松」
落款:「抱一書画」(「文詮」朱文瓢印)


近年、ジョープライス氏のコレクションを始めとして、海外の美術館やコレクターの注目を集め、世界的にも人気・知名度や価値が急上昇中であり、世界中で展観が開催されている酒井抱一の代表的画帖として、近年再発見され美術史学界の注目をとみに集めている酒井抱一研究の第一級資料として『柳花帖』(姫路市立美術館現蔵)がある。本出品作は、この『柳花帖』という「下絵図案集」の成画完成作品で、日本美術史上初めての発見と見做されるものであるので、まず『柳花帖』との関係性について説明します。
『柳花帖』は、相見香雨「抱一上人年譜稿」(『日本美術協会報告』第6輯、1927年)の「文政二年」(1819年)の年譜項目で公に紹介され、同年の「第七十五回美術展覧会(絵画)参考品酒井抱一上人一派作品並ニ遺愛品及び同時代作品陳列目録(第一回)」において池田斉彬氏の所蔵品として、初めて公開されたが、その後長らく行方不明となっていました。
ところが、2002年に再発見され、現在、姫路市立美術館の所蔵となっている。この間の来歴については岡野智子氏「抱一の内なる世界・姫路市立美術館蔵・酒井抱一筆「集外三十六歌仙図画帖」と「柳花帖」をめぐって」(『酒井抱一と江戸琳派の全貌・2011~12年開催の大回顧展、公式図録兼書籍(姫路市美術館、千葉市美術館、細見美術館)』(松尾知子、岡野智子編・求龍堂・2011年9月・pp.382-388.))の論考に詳しい。
岡野智子氏によれば、『柳花帖』は先ず吉原大文字屋可保茶元成、宗園親子との交流を背景として吉原大文字屋宗園の所蔵となり(内箱蓋裏書・年紀:天保8年(1837))、前掲の「第七十五回美術展覧会(絵画)参考品酒井抱一上人一派作品並ニ遺愛品及び同時代作品陳列目録(第一回)」の段階では池田斉彬氏の所蔵品となっており、七十数年の行方不明の空白期間を経て2002年の再発見から酒井抱一の本家である姫路酒井家の縁故によって姫路市立美術館の現蔵に帰した事が判明しています。
そして、上記の歴史的な再発見によって、現在我々は姫路市立美術館の展観および、その図録によって、『柳花帖』全帖の全貌を容易に知ることが出来ます(『酒井抱一と江戸琳派の全貌・2011~12年開催の大回顧展、公式図録兼書籍(姫路市美術館、千葉市美術館、細見美術館)』(松尾知子、岡野智子編・求龍堂・2011年9月))。

従来、当該『柳花帖』は、その酒井抱一自筆跋文によって、酒井抱一が吉原通いをした「咎(とが)」によって「予にこの双帋(そうし)へ画かきてよとのもとめにまかせ」て、即興の席画を吉原楼閣にて書き継ぎ「恥ちなから乞ひにまかせついに五十有餘の帋筆をつゐやしぬ、ときに文政卯としはるの末へにそありける。雨花抱一演「文詮」(朱文重郭方印)」(以上、『柳花帖』跋文)と記されてあることから、大文字屋等の依頼主から席画として、その都度描き継ぎ、五十有余の紙筆に達したところで画帖に纏め、跋文を記したものと考えられてきました。
ところが、実際の『柳花帖』を観察してみるに、吉原でその都度描いたにしては、料紙も各丁の俳文と絵の体裁が同一の規格(フォーマット)で統一されており、印章もありとあらゆる印章が重複のないように企画的に捺された感があり、跋文の内容と実際の『柳花帖』の体裁とは異和のあるものとなっています。
さらに、跋文の末尾に「雨花抱一演」とある自署(落款)も、「雨花」と抱一のアトリエである「雨花庵」の庵号がわざわざ冠せられている事も跋文の内容とは違和感があり、本当に跋文通り、吉原にて、その都度求められるままに即興席画したものなのかどうか疑わしく、実際の『柳花帖』は、抱一のアトリエの雨花庵において、統一性と計画性を持って制作されたことを推定させるに充分な外見を示しています。
この点は、岡野智子氏「抱一の内なる世界・姫路市立美術館蔵・酒井抱一筆「集外三十六歌仙図画帖」と「柳花帖」をめぐって」(『酒井抱一と江戸琳派の全貌・2011~12年開催の大回顧展、公式図録兼書籍(姫路市美術館、千葉市美術館、細見美術館)』(松尾知子、岡野智子編・求龍堂・2011年9月・pp.382-388.))においても、「ただ、連日即興で描いた割には絵も書も一様で、草稿や同じ趣向で何度か描いた画帖である可能性も残しておきたい。印影についても吉原にこれだけの印を持ち込んだとは思えず、けれども画中の朱の色合いはほぼ共通しており、後に雨華庵で一斉に捺印したことなども考えられよう。」と指摘されており、首肯される見解であると言えます。
跋文は、フィクショナルな書き方がなされたものでしょう。
実際上は、『柳花帖』は、岡野智子氏の指摘されるごとく「草稿」として、つまり完成画のための「習作下絵図案集」として抱一の雨華庵にて成されたものと覚しい。すなわち席画的即興的画風も「習作下絵図案集」として成されたものであることの証左となります。
但し、『柳花帖』が「習作下絵図案集」であるならば、それを基にした完成画が存在しなければならないが、従来『柳花帖』に基づく「完成画」の存在が確認されていなかったために、「習作下絵図案集」である事を積極的に証明する材料もありませんでした。

ところが、今回、某大名家(分家筋)より、ついに「完成画」が見つかりました。
本出品作、酒井抱一「松図」が間違いなく、その「完成画」です。
本出品作、酒井抱一「松図」は、『柳花帖』の「松」(27番)の俳句、絵と同文、同図で、『柳花帖』の「松」よりも、絵については複雑かつ繊細な濃淡を使い小枝や苔の細密性のクオリティーが格段に高く、さらに要所において琳派特有の「たらしこみ」の技法が使われることによって琳派的美的風情が醸し出されています。俳文の筆致も「完成画」では、細太濃淡を駆使した筆跡の美しさやバランス等についても格段にグレードアップしたものになっています(本出品作ページ掲載の『柳花帖』「松」と本出品作、酒井抱一「松図」とをそれぞれ比較対象すれば一目瞭然です)。

ここに『柳花帖』の「完成本画」が発見されたことにより、『柳花帖』がやはり酒井抱一による「習作下絵図案集」であることが決定したことになり、他にも未発見の「完成画」の存在の可能性を想定させる事となりました。
また、本出品作が酒井抱一による真筆「完成画」であることは、『柳花帖』が一人で個人的に鑑賞する用途で作られた謂わば「プライベート」な小型の画帖として大文字屋から池田斉彬氏まで、長らく個人的に秘蔵されていた事。
また本出品作、酒井抱一「松図」の表装表具において「山田錦谷堂」という今は無き表具屋の印章が押捺されており(本ページ掲載画像参照)、そこに捺された文字によって「東京市外中目黒」という住所の情報が得られるが、「東京市外中目黒」という住所表記は、「中目黒」が「東京市外」に置かれていることから、目黒町と碑衾町が東京市に編入され、2町の区域をもって東京市目黒区となる1932年10月1日以前の表装表具であることが分かります。

1932年は、『柳花帖』というプライベートな習作下絵図案画帖の存在が世に公開された「第七十五回美術展覧会(絵画)参考品酒井抱一上人一派作品並ニ遺愛品及び同時代作品(第一回)」の開催された1927年の5年後であり、本出品作、酒井抱一「松図」の表具は、未だ大文字屋?池田斉彬氏が『柳花帖』を非常にプライベートなかたちで所蔵していた時期に表装された表具と見て、まず間違いないものと推定されます(池田斉彬氏については、何人かの候補がいるが、最も可能性が高い人物は、姫路酒井家と最も縁故の深い旧岡山藩主池田家の池田斉彬を挙げる事が出来ます。岡山池田家の旧蔵書は現在、岡山大学図書館に「池田家文庫」として所蔵されているが、その中には、花鳥画も多数収蔵されています。江戸期から近代にかけて、江戸幕府とも関係の深い岡山池田家は、絵画コレクターの家でもありました。さらに姫路酒井家との縁故を考えると、岡山池田家が大文字屋に所属されていた酒井抱一の『柳花帖』の話を酒井抱一本人もしくは姫路酒井家から聞き、これを大文字屋から買い上げるという流れも十分に考えられます。一案として、ここに付記します)。
したがって、酒井抱一以外の第三者が『柳花帖』に接するという可能性は、習作下絵図案画帖という非常に特殊かつプライベートな状況において保管管理されてあるものに接することが出来るかどうかという可能性を問う事とイコールであり、抱一以外の第三者が、この『柳花帖』の習作下絵図案に接するという可能性は、まず考えることが出来ません。
つまり、この『柳花帖』の習作下絵図案に接することが出来るのは、『柳花帖』が完成して暫くの期間における当該習作下絵図案作者の酒井抱一自身以外に考えられない、という結論になるのです。

一般的にも来歴のはっきりとしている下絵図案集や習作図案集を前提とした絵画において贋作の可能性を想定する確率が低くなるのも、同じような理屈からです。
印影や落款、筆致など全ての要素を総合して、本出品作、酒井抱一「松図」は、酒井抱一自身による習作下絵図案の「完成画」と考えて間違いないものと言えます。
しかも、「習作下絵図案集」としての『柳花帖』の「松」を「完成画」にした本出品作、酒井抱一「松図」が日本美術史上初めて発見された『柳花帖』の「完成画」であるという事実に照らし合わせてみれば、その価値は計り知れないものと思われます。



酒井抱一(さかい ほういつ、1761-1829)は、江戸時代後期の絵師、俳人。別号として、屠牛、狗禅、鶯村、雨華庵などがあります。
尾形光琳に私淑し、琳派の雅な画風を、俳味を取り入れた詩情ある洒脱な画風に翻案し江戸琳派の祖となりました。
姫路藩主酒井家の次男であり、高貴な譜代大名の家に生まれました。酒井家歴代当主は文雅の道に親しみ、絵は武家の倣いで狩野派につきましたが、酒井家は長崎派の宋紫石・紫山親子を頻繁に屋敷に招いており、兄忠以には南蘋風の作品が残っています。その後、琳派の装飾的な画風を受け継ぎつつ、円山・四条派や土佐派、南蘋派や伊藤若冲などの技法も積極的に取り入れた独自の洒脱で叙情的な作風を確立し、いわゆる江戸琳派の創始者となりました。抱一の光琳研究は、ヨーロッパでのジャポニスムに影響を与え、光琳が西洋でも評価されるのに貢献しています。
遊郭や料亭で繰り広げられた文化人サークルで、俳諧や狂歌などにも高いレベルの作品を残しています。師なき抱一は独自に俵屋宗達や尾形光琳のアイデンティティーともいうべき、たらし込みの技法をはじめとして、平面性を強く前面に押し出した装飾性豊かな造形世界を吸収していきました。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E6%8A%B1%E4%B8%80)
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作品サイズ(全体):約168センチ×約39センチ
作品サイズ(本紙):約103センチ×約26.5センチ
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状態:目立ったダメージはございません
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