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    開始価格 2,500 円（税 0 円）
    開始日時 2024.02.23（金）11:02
    終了日時 2024.02.24（土）00:00
    オークションID u1126088636

商品説明

◆ 内 容 ： CLUB CITTA', Kawasaki, Japan 8th & 9th February 2024
◆ 音 源 ： AUD from Original Masters
◆ 仕 様 ： CD-R 4枚組
◆ 詳 細 ： 2024年リリース
【メーカーインフォメーションより】
2018年のPRETTY MAIDS来日から６年、ソロ・シンガーとして日本に戻ってきたロニー・アトキンス。その全公演を完全体験できる超極上オリジナル録音セットが登場です。
 そんな本作に収められているのは、同会場の２公演。「2024年２月８日／９日クラブチッタ川崎」公演の全貌を完全収録した超絶級オーディエンス録音です。今回の来日は川崎での２公演のみ。本作は、そのすべてを同一録音家コレクションでコンプリートした４枚組なのです。
 2020年に肺癌の再発を公表したロニーは、翌2021年よりソロ活動を本格化。３枚のソロアルバムに加え、短いながらもツアー活動も行っています。良い機会でもありますので、ここで彼のソロ活動をスケジュールで俯瞰してみましょう。

●2021年
《３月12日『ONE SHOT』発売》
●2022年
《３月18日『MAKE IT COUNT』発売》
＊５月22日ー６月18日：欧州（５公演）
＊９月２日＋４日：ドイツ（２公演）
●2023年
《10月13日『TRINITY』発売》
＊11月３日ー12日：欧州（６公演）
●2024年
＊２月８日＋９日：日本（２公演）←★ココ★
・６月15日ー７月６日：欧州（４公演）
・８月16日＋17日：JAILBREAK FESTIVAL出演
※注：「＊」印はソロ公演、「・」印はPRETTY MAIDSでのショウ。

 これが現在までに公表されている2021年以降のスケジュール。今年の夏にはPRETTY MAIDSでのフェス出演も公表されましたが、それまではソロに専心。北欧／ドイツを中心に数公演ずつのミニツアーを重ねており、ソロ・デビューから３年を経て来日が実現したのです。
 そんな２公演を真空パックした本作は、オーディエンスの常識を超えた……いや、飛び越えた超絶の銘品。両公演とも当店ではお馴染みの名匠“西日本最強テーパー”氏が記録した本作だけのオリジナル録音でして、演奏もヴォーカルも完全ゼロ距離な凄まじいダイレクト感で迫り、ディテールも超鮮明。“最強”氏コレクションは、常に「まるでサウンドボード」と呼ばれておりますが、本作はいつも以上に強力です。
 ２公演とも超強力ではあるのですが、個性は若干異なる。これは録音ポジションの違いもあるのですが、参加された方々の話を総合するとどうも現場ＰＡの出音の違いが大きいようです。初日（DISC 1-2）は言わば「ダイナミック・サウンド」。とにかく芯が極太でして、特に重低音がド迫力。匠の録音技によってビビったりはしないものの、重量級のビートが五臓を蹴り上げ六腑を揺さぶってくる。その上で中高音もキリッと抜けてくる（ヴォーカルがやや引っ込み気味ですが、これも現場バランスのようです）しているので、結果としてワイドなダイナミズムを生み出しているのです。
 それに対して、２日目（DISC 3-4）は「メタリック・サウンド」とでも呼べば良いでしょうか。バンド側が初日の経験を踏まえてバランス調整したのか分かりませんが、重低音の押しを少し下げ、高音のヌケが良くなっている。輪郭もエッジも一層鮮やかに感じられ、金属光沢テラッテラ。大合唱や手拍子に客録の証も刻まれていますが、よほどオーディエンス録音に精通している方でもない限り「公式ライヴアルバが出たよ」と言ったらすんなり信じることでしょう。
 そんな個性の異なる超絶サウンドで描かれるのは、魂の歌声が轟くジャパン・ライヴの全貌。２公演でセットも変えていますので、ここでまとめて整理しておきましょう。

●共通曲（11曲）
・ワン・ショット：I Prophesize／Real／One Shot
・メイク・イット・カウント：Rising Tide／Make It Count
・トリニティ：If You Can Dream It (You Can Do It)／Paper Tiger／Soul Divine／Via Dolorosa／Godless／Trinity
・PRETTY MAIDS：Rodeo／A Place In The Night／We Came To Rock／Future World／Back To Back／Little Drops Of Heaven
●日替わり曲（５曲）
・初日のみ：Unsung Heroes／Say The Word
・２日目のみ（アコースティック）：Sister Sinister／Miles Away／Hard Luck Woman

……と、このように基本はソロ３作の濃縮還元で、そこにPRETTY MAIDSの必殺曲を散りばめたスタイル。初日の日替わり曲は「Unsung Heroes」や本家PRETTY MAIDSでも望めない「Say The Word」といったレア曲をセレクト。２日目はその２曲が外された代わりに、３曲のアコースティック・セットが組み込まれました。
 そして、衝撃的なのはそんなセットを綴るパフォーマンス。何よりスゴいのは主役ロニー・アトキンスの歌声。彼はステージ４のガン再発を公表しているわけですが、その患部はシンガーの命である「肺」。スタジオ作品がいかに素晴らしくても、本生ライヴで影響は避けられない……と思いきや、とんでもない！ 大病どころか、年齢の衰えもまったく感じさせず、熱く熱く歌い込み、咆哮はどこまでも雄々しい。試しにPRETTY MAIDSによる前回来日の最高傑作『KAWASAKI 2018 2ND NIGHT（Shades 989）』も引っ張り出してみました（ちなみに、これも“最強”氏コレクションですね）が、単純に６年のブランクさえ感じられませんでした。
 さらにショウのムードも悲壮感ゼロ。殊更に感傷的な事も言わず、わざとらしく明るく振る舞うわけでもない。自らの曲と演奏にすべてを注ぎ込む情熱だけが感じられ、そのひたむきさと入魂の歌声が超絶クオリティで脳みそに刻み込まれていく。当初は「最後かも知れないから」という意識で臨みましたが、そんな安っぽい感傷は吹っ飛ばされてしまいました。巷に横行するフェアウェル商法に毒されすぎてしまいましたが、本当はどんな音楽も一期一会……そんな事実を改めて思い知らされるアルバムでもあるのです。

 サウンドボードやオフィシャル作と並べて語れるサウンド・クオリティで日本の全２公演を完全体験できる４枚組です。上記したように、ロニーのソロ公演は全世界的にも回数が少なく貴重。公式ライヴアルバムが作られるかは分かりませんが、もし実現しなかったとしても本作がある。そんな次元に立つ日本発の新名盤……いえ、最高傑作。全霊で正対していただきたい、今週の絶対盤です。

★「2024年２月８日／９日クラブチッタ川崎」公演の超絶級オーディエンス録音。来日全２公演を名匠“西日本最強テーパー”氏が完全録音したコンプリート４枚組です。そのサウンドは超絶級で、演奏もヴォーカルも完全ゼロ距離なダイレクト感。ただし、両日で現場の出音がやや異なり、初日（DISC 1-2）は重低音も強力な「ダイナミック・サウンド」で、２日目（DISC 3-4）は高音の伸びもエッジも鮮やかな「メタリック・サウンド」。ステージ４の肺癌が信じられない入魂のヴォーカルも凄まじく、まさに世界に誇る日本発の新名盤……いえ、最高傑作です。


8th February

Disc:1 (50:44)
1. Intro
2. Rising Tide
3. I Prophesize
4. If You Can Dream It (You Can Do It)
5. Rodeo
6. Make It Count
7. Unsung Heroes
8. Paper Tiger
9. Soul Divine
10. A Place In The Night

Disc:2 (56:48)
1. Via Dolorosa
2. Godless
3. Say The Word
4. Real
5. Trinity
6. We Came To Rock
7. Band Introductions
8. One Shot
9. Future World
10. Back To Back
11. Little Drops Of Heaven

9th February

Disc:3 (47:44)
1. Intro
2. Rising Tide
3. I Prophesize
4. If You Can Dream It (You Can Do It)
5. We Came To Rock
6. Make It Count
7. Paper Tiger
8. Soul Divine
9. Via Dolorosa
10. Godless

Disc:4 (66:25)
1. MC
2. Sister Sinister
3. Miles Away
4. Hard Luck Woman
5. Real
6. Trinity
7. Band Introductions
8. A Place In The Night
9. One Shot
10. Future World
11. Back To Back
12. Rodeo
13. Little Drops Of Heaven

Ronnie Atkins - Vocals
Chris Laney - Guitar, Keyboards
Marcus Sunesson - Guitar
Pontus Egberg - Bass
Allan Sorensen - Drums


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