マイケル・シェンカー・グループが2度目の来日を実現した、「ASSAULT ATTACK」リリースに伴う1983年1月のジャパンツアーより、最終日となった1月20日の東京・日本武道館公演が、Miracle Man録音による完全初登場・高音質オーディエンス・マスターで音盤化! マイケルが観客との間に一触即発のムードを漂わせた事でも知られる波乱の武道館ライヴを、本作ではドキュメント・タッチの実況録音で、2枚組の完全限定プレスCDへと刻印しています! 同日の録音はこれまでも「ROCK YOU TO THE BUDOKAN」(Shades)など、幾つかの客席録音が存在していましたが、"アリーナ E列39番"(Miracle Man提供のチケットがレプリカとして付属)から収録された本作は音の近さ、生々しさとも驚くほどで、既発をはっきりと上回ります。特にマイケルのギターは大変なダイレクト感で、その太く、くっきりとした音色はライン音源を重ねたような存在感を放っています。 凄いのは録音だけではありません。ツアー最終日とあって、この日はプレイにも気合が入っています。冒頭の「Ulcer」から、マイケルはソロ・バッキングを問わず優れたプレイを連発。「Bijou Preasurette」冒頭こそミスを出していますが、この一瞬でさえ「このライヴのみ」の魅力として味わわせてしまいます。しかもこれ以降はさらに素晴らしいプレイを連発し、「Into The Arena」・「Courvoisier Concert」も緩急を絶妙に使い分けた、聴き手の心を揺さぶるプレイを聴かせます。 ゲイリー・バーデンも'81年以前のライヴと較べて技量の向上がはっきりと伺え、高域のコントロールもしっかりと出来ています。自身の楽曲「Cry For The Nations」・「Attack Of The Mad Axe Man」などは前回の'81年以上に巧みに、グラハム・ボネットが残した「Rock You To The Ground」や「Desert Song」でも、充分以上のパフォーマンスを見せてくれます。中でもライヴ中盤の「Lost Horizons」は大きな聴き所と言えるでしょう。前述したとおり骨太でありながら切れ味あるギターが、タイトなリズムとかみ合うプレイには、思わず圧倒されてしまいます。 しかし思わぬハプニングが起きたのは、その「Lost Horizons」の演奏後。アリーナ席の前列にいた観客(ある有名バンドのメンバーと伝えられます)を見て"リアクションが悪い"と感じたマイケルが、強烈な一言を発して煽り立てているのです。さらにマイケルは「Looking For Love」の前でも彼らを挑発。これらマイケルの肉声が、まるで現場で聴くようなリアルさで飛び出す事に、聴き手は戸惑いすら覚えるでしょう。 当時のマイケルならばこれで演奏拒否の恐れもありました(実際、'84年初日の横浜公演では、ステージにライターを投げ込まれた事を怒り、ステージを去ってしまいました)。しかしこの時のマイケルは昂ぶった感情を演奏へプラスに反映させ、「Looking For Love」や「Armed And Ready」・「Doctor Doctor」は素晴らしい演奏に昇華させています。ラストの14分間におよぶ「Rock Bottom」は壮絶無比! 怒りをエネルギーに変えたようなマイケルのギターは、壮絶なプレイを叩きつけるように連発し、大興奮のうちにライヴを締めくくります! 官能的でいて攻撃的なギター・サウンド、そして何よりファンに一瞬の油断も許さない、予断を許さないスリリングさは、まさに'80年代のマイケル・シェンカーらしい醍醐味。かつての定番「ROCK YOU TO THE BUDOKAN」を凌駕する迫力満点のサウンドで、スリルに満ちた'83年武道館公演が、ここに蘇ります! 最終日のライヴを約100分のリアル・サウンドで2枚のプレスCDに記録した本作は、初日のサウンドボード音源「GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER」と共に、間違いなく'83年来日音源の決定版と言えます。優れた音源がひしめくMiracle Man録音のマイケル・シェンカー・ライヴに、またひとつ傑作が仲間入りです!
◎注意事項
・いたずら入札を防ぐため、評価に悪い(-10位以上)がある方や、新規又は評価0の方の入札を、当方の判断で取り消す場合が御座います事をご了承ください。
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その際に、システム上「非常に悪い」の評価が自動的につきますのでご注意ください。
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・取り置きは不可でお願い致します。
・落札後のキャンセル、入札の取り消しは基本的に受け付け出来ませんのでご了承願います。
マイケル・シェンカー・グループが2度目の来日を実現した、「ASSAULT ATTACK」リリースに伴う1983年1月のジャパンツアーより、最終日となった1月20日の東京・日本武道館公演が、Miracle Man録音による完全初登場・高音質オーディエンス・マスターで音盤化! マイケルが観客との間に一触即発のムードを漂わせた事でも知られる波乱の武道館ライヴを、本作ではドキュメント・タッチの実況録音で、2枚組の完全限定プレスCDへと刻印しています!
同日の録音はこれまでも「ROCK YOU TO THE BUDOKAN」(Shades)など、幾つかの客席録音が存在していましたが、"アリーナ E列39番"(Miracle Man提供のチケットがレプリカとして付属)から収録された本作は音の近さ、生々しさとも驚くほどで、既発をはっきりと上回ります。特にマイケルのギターは大変なダイレクト感で、その太く、くっきりとした音色はライン音源を重ねたような存在感を放っています。
凄いのは録音だけではありません。ツアー最終日とあって、この日はプレイにも気合が入っています。冒頭の「Ulcer」から、マイケルはソロ・バッキングを問わず優れたプレイを連発。「Bijou Preasurette」冒頭こそミスを出していますが、この一瞬でさえ「このライヴのみ」の魅力として味わわせてしまいます。しかもこれ以降はさらに素晴らしいプレイを連発し、「Into The Arena」・「Courvoisier Concert」も緩急を絶妙に使い分けた、聴き手の心を揺さぶるプレイを聴かせます。
ゲイリー・バーデンも'81年以前のライヴと較べて技量の向上がはっきりと伺え、高域のコントロールもしっかりと出来ています。自身の楽曲「Cry For The Nations」・「Attack Of The Mad Axe Man」などは前回の'81年以上に巧みに、グラハム・ボネットが残した「Rock You To The Ground」や「Desert Song」でも、充分以上のパフォーマンスを見せてくれます。中でもライヴ中盤の「Lost Horizons」は大きな聴き所と言えるでしょう。前述したとおり骨太でありながら切れ味あるギターが、タイトなリズムとかみ合うプレイには、思わず圧倒されてしまいます。
しかし思わぬハプニングが起きたのは、その「Lost Horizons」の演奏後。アリーナ席の前列にいた観客(ある有名バンドのメンバーと伝えられます)を見て"リアクションが悪い"と感じたマイケルが、強烈な一言を発して煽り立てているのです。さらにマイケルは「Looking For Love」の前でも彼らを挑発。これらマイケルの肉声が、まるで現場で聴くようなリアルさで飛び出す事に、聴き手は戸惑いすら覚えるでしょう。
当時のマイケルならばこれで演奏拒否の恐れもありました(実際、'84年初日の横浜公演では、ステージにライターを投げ込まれた事を怒り、ステージを去ってしまいました)。しかしこの時のマイケルは昂ぶった感情を演奏へプラスに反映させ、「Looking For Love」や「Armed And Ready」・「Doctor Doctor」は素晴らしい演奏に昇華させています。ラストの14分間におよぶ「Rock Bottom」は壮絶無比! 怒りをエネルギーに変えたようなマイケルのギターは、壮絶なプレイを叩きつけるように連発し、大興奮のうちにライヴを締めくくります!
官能的でいて攻撃的なギター・サウンド、そして何よりファンに一瞬の油断も許さない、予断を許さないスリリングさは、まさに'80年代のマイケル・シェンカーらしい醍醐味。かつての定番「ROCK YOU TO THE BUDOKAN」を凌駕する迫力満点のサウンドで、スリルに満ちた'83年武道館公演が、ここに蘇ります!
最終日のライヴを約100分のリアル・サウンドで2枚のプレスCDに記録した本作は、初日のサウンドボード音源「GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER」と共に、間違いなく'83年来日音源の決定版と言えます。優れた音源がひしめくMiracle Man録音のマイケル・シェンカー・ライヴに、またひとつ傑作が仲間入りです!