■ディブ・ベイリーの『BASH』のことについて何か書いて欲しいという依頼だ。嬉しい限りだ。ボクは学生時代にジャズ喫茶というところで何年も働いていた。毎日モダン・ジャズばかり聴いて暮らしていた。朝、昼、晩そして朝と四六時中がジャズだった。そんな時にこの作品を知った。最初聴いた時から一聴き惚れで、それ以来28年ジャズの第一級名盤として認知している。そもそも名盤とは何か、などという命題で頭を悩ませるくらいなら、コレを聴いて欲しい。「オスモシス」という曲。同じドラマーのオッシー・ジョンソンの曲で、ズート・シムズの『ZOOT!』でもその「オスモシス」を聴くことができる。あまり演奏されることがないが、ハード・バップ史上屈指の名曲。モダン・ジャズの醍醐味を知りたい人は、まずこの曲から聴くと良いのに、と常々思っている。必ずや虜になる、と信じる。ドーハム、ヘインズ、フラーとめくるめくソロが披露される。何より重要なのはフランク・ヘインズの存在。最も過小評価されているテナー奏者の一人。『Tow feet in the gutter』(Epic)や、『Reaching out』(Jazztime)などでも聴ける。ロリンズ、モブレーの中間あたりの気概を持った人物で、そのスリリングなソロは捨てて置けない。ここでは、クリフ・ジョーダンの従兄弟です的雰囲気で圧倒的なソロを披露する。また一曲目は「グランド・ストリート」、ナイスな曲だ。ロリンズ作ということで、昔、随分時間を費やして入手したが、断然こちらのヘインズの演奏に軍配が上がった。第一級人物ではないが、その味わいを噛みしめるのも、またジャズを聴く楽しさではないだろうか。分っている人はちゃんと評価しているが、もっとこの人を評価して欲しい。これ聴いて。またこの作品は、ドラマーがリーダーなのに、往々に散聴されるドラム・ソロの乱用がない。というか少ない。かろうじて4曲目で控え目なソロがあるだけだ。要所要所でバシッ。決める箇所でチャンと決めるので、演奏が締まる。そして聴き手がコーフンする。天才的手腕。それは、ベースのベン・タッカーにも云えて、強固なリズムでバックアップ。更にこの作品の価値を高めている。トミフラを含めた最強のリズム陣。そしてホーン・セクションの極上ソロ。これがジャズの極み。思わず100点!と叫ぶだろう。それから、このレコードで好きな箇所はジャケ。激しくジャズを感じさせる。ジャズのジャケこうあるべきの見本だ。またイカしているのは、ライナーノート。簡潔に「LISTEN TO THE MUSIC」のみ。あらゆるジャズ作品の中でも、これほどシンプルかつ大胆不敵なライナーはない。その潔さに憧れる。ふぅーっ。『BASH』にまつわる話は尽きない。(ライナーを引用)
・盤面良好、再生1度のみのワンオーナー品でUSEDとして良好です
★レーベル :JAZZLINE、MUZAK/国(Country):JPN/規格番号:MZCB1182
★ディスクユニオンカタログブックVOL.2掲載アイテム!
■そもそも名盤とは何か、などという命題で頭を悩ませるくらいなら、コレを聴いて欲しい。「オスモシス」という曲。同じドラマーのオッシー・ジョンソンの曲で、ズート・シムズの『ZOOT!』でもその「オスモシス」を聴くことができる。あまり演奏されることがないが、ハード・バップ史上屈指の名曲。モダン・ジャズの醍醐味を知りたい人は、まずこの曲から聴くと良いのに、と常々思っている。必ずや虜になる、と信じる。ドーハム、ヘインズ、フラーとめくるめくソロが披露される。ライナーで自分が書いたことですが、これは真実です。
■BASHが久しぶりに出た。この盤はハードバップの人気盤として知られるが、「そのうちにね」なんて悠長に構えていると、いつの間にか店頭から無くなり、次回の復刻を待たねばならなくなる(恐らく5年後とか)。聴いたこと無い人は今スグニデモ聴いてもらいたい盤なのです。今回短いライナーを書かせてもらったので、それをここでコメントとして紹介させていただきます。
■ディブ・ベイリーの『BASH』のことについて何か書いて欲しいという依頼だ。嬉しい限りだ。ボクは学生時代にジャズ喫茶というところで何年も働いていた。毎日モダン・ジャズばかり聴いて暮らしていた。朝、昼、晩そして朝と四六時中がジャズだった。そんな時にこの作品を知った。最初聴いた時から一聴き惚れで、それ以来28年ジャズの第一級名盤として認知している。そもそも名盤とは何か、などという命題で頭を悩ませるくらいなら、コレを聴いて欲しい。「オスモシス」という曲。同じドラマーのオッシー・ジョンソンの曲で、ズート・シムズの『ZOOT!』でもその「オスモシス」を聴くことができる。あまり演奏されることがないが、ハード・バップ史上屈指の名曲。モダン・ジャズの醍醐味を知りたい人は、まずこの曲から聴くと良いのに、と常々思っている。必ずや虜になる、と信じる。ドーハム、ヘインズ、フラーとめくるめくソロが披露される。何より重要なのはフランク・ヘインズの存在。最も過小評価されているテナー奏者の一人。『Tow feet in the gutter』(Epic)や、『Reaching out』(Jazztime)などでも聴ける。ロリンズ、モブレーの中間あたりの気概を持った人物で、そのスリリングなソロは捨てて置けない。ここでは、クリフ・ジョーダンの従兄弟です的雰囲気で圧倒的なソロを披露する。また一曲目は「グランド・ストリート」、ナイスな曲だ。ロリンズ作ということで、昔、随分時間を費やして入手したが、断然こちらのヘインズの演奏に軍配が上がった。第一級人物ではないが、その味わいを噛みしめるのも、またジャズを聴く楽しさではないだろうか。分っている人はちゃんと評価しているが、もっとこの人を評価して欲しい。これ聴いて。またこの作品は、ドラマーがリーダーなのに、往々に散聴されるドラム・ソロの乱用がない。というか少ない。かろうじて4曲目で控え目なソロがあるだけだ。要所要所でバシッ。決める箇所でチャンと決めるので、演奏が締まる。そして聴き手がコーフンする。天才的手腕。それは、ベースのベン・タッカーにも云えて、強固なリズムでバックアップ。更にこの作品の価値を高めている。トミフラを含めた最強のリズム陣。そしてホーン・セクションの極上ソロ。これがジャズの極み。思わず100点!と叫ぶだろう。それから、このレコードで好きな箇所はジャケ。激しくジャズを感じさせる。ジャズのジャケこうあるべきの見本だ。またイカしているのは、ライナーノート。簡潔に「LISTEN TO THE MUSIC」のみ。あらゆるジャズ作品の中でも、これほどシンプルかつ大胆不敵なライナーはない。その潔さに憧れる。ふぅーっ。『BASH』にまつわる話は尽きない。(ライナーを引用)
【PERSONNEL】
デイヴ・ベイリー(ds)
ケニー・ドーハム(tp)
カーティス・フラー(tb)
フランク・ヘインズ(ts)
トミー・フラナガン(p)
ベン・タッカー(b)
録音:1961年3月
【トラックリスト】
1.グランド・ストリート
2.ライク・サムワン・イン・ラヴ
3.アン・オスカー・フォー・オスカー
4.オスモシス
5.ジャスト・フレンズ
6.ソウル・サポート
7.グランド・ストリート
8.ライク・サムワン・イン・ラヴ
9.オスモシス
10.ソウル・サポート
11.BMTエクスプレス
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