【ブラジル宝石鉱物コレクション】【コレクター放出品】ブラジル コンセリェイロ・ラファイエテ地域 母岩付き菱マンガン鉱 原石
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商品説明
十年以上付き合っているブラジルの宝石商から念願の彼の素晴らしいブラジル宝石コレクションをやっと入手でき、早速重複品や個人コレクションのサイズに合わない標本を放出致します。また、【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズはお値引きは致しませんので、ご了承ください。
サイズ：約60x42x19mm
重量：約235カラット
産地：Conselheiro Lafaiete, Minas Gerais, Brazil.
ブラジルの古いマンガン鉱山地域であるコンセリェイロ・ラファイエテ地域からの母岩付き菱マンガン鉱群晶標本、現在の市場ではほぼ完全に流通のないブラジル産だけでなく、きのこのような丸みを帯びる三角形頂部を持つ生命感溢れる特異的な結晶形態はごく僅かなブラジル産菱マンガン鉱の中でもかなり稀な存在、放出のない限り確実に出会えないブラジル産ロードクロサイトの極美母岩付き群晶標本です。6センチに達した大きめの標本はこの古典産地の典型的な堆積岩の母岩表面にマンガン鉱床が沈降、堆積したことで形成された産状が確認できます。標本の底部から絨毯のようにロードクロサイト群晶に覆われ、上部に繋がる群晶から独立した特徴的な結晶産状、三方晶系の特徴が現れる丸みを帯びる三角形の頂部を持つ群晶が晶出しています。半透明で濃い朱色の群晶はその丸みを帯びる形とベルベットのような滑らかな表面でジューシーな質感を作り出し、まるで母岩から大量に発生するきのこの群生地のような生命感溢れるバランスを作り出します。最も特筆すべきことはやはり現在の市場ではほぼ完全に流通のないブラジル産菱マンガン鉱だけでなく、mindatに2点の記録しかないこの特異的な結晶形態はごく僅かなブラジル産菱マンガン鉱の中でもかなり稀な存在で、放出のない限り確実に出会えないブラジル産ロードクロサイトの極美母岩付き群晶標本です。
ミナスジェライス州の南部に位置するコンセリェイロ・ラファイエテ町の起源は17世紀末のミナス・ジェライス州での金の採掘の始まりと直接関係しています。この時期にミナスジェラス州のイタヴェラヴァやサバラ、オウロ・プレト、マリアナなどの地域に金鉱脈が発見され、コンセリェイロ・ラファイエテにあたる地域は隣接するイタヴェラヴァの金鉱脈に向かう人々のための拠点として発足しました。ミナスジェライスで採掘された金の輸出における主要な港であるリオデジャネイロ港への道路は1709年に開通し、その経路に沿って南北に横切られていた地域はさらに人口が増え、1790年にヴィラ・レアル・デ・ケルスとして自治体に昇格し、そしてこの地域出身の法学者、ブラジル首相であるラファイエット・ロドリゲス・ペレイラ氏にちなんで1934年にコンセリヘイロ・ラファイエテに変更されました。コンセリェイロ・ラファイエテの人口構造は19世紀中頃までにはミナスジェライス州の他の地域と比べ農民の割合が鉱山労働者より大きく、19世紀末に地域でマンガン鉱床が発見されたことで状況が変わりました。鉢状構造を作る先カンブリア時代の片岩ホストに沈積したこの地域のマンガン堆積鉱床の上に1894年に露天掘り鉱山が設立され(画像9)、1995年に鉱山が閉山した時点で8600万トンの酸化マンガン鉱石と3400万トン炭酸塩マンガン鉱石を産出した記録があり、ブラジルの古典マンガン鉱山地域として知られています。観賞用鉱物標本の世界においてコンセリェイロ・ラファイエテ地域は鉱脈が枯渇している世界唯一の宝石質薔薇輝石を供給する鉱山であるモーロ・ダ・ミーナ鉱山を有するほか、ごく僅かに産出されるブラジル産菱マンガン鉱の名産地として知られ、球状群晶が繋がる皮膜状標本が地域の典型的な産状となります。また、2000年代にこの地域で行われた薔薇輝石の探鉱活動に古い鉱脈から単発な菱マンガン鉱ポケットが発見され、ドイツの古いマンガン鉱山であるウルフ鉱山でしか発見されたことのない奇妙な三角の形態に呈する群晶標本が回収され、限定的な発見なので現在のmindatに同じ産状を持つコンセリェイロ・ラファイエテ産標本は二点しか記録されていません。こちらの標本はコンセリェイロ・ラファイエテ地域からの母岩付き菱マンガン鉱群晶標本、現在の市場ではほぼ完全に流通のないブラジル産だけでなく、きのこのような丸みを帯びる三角形頂部を持つ生命感溢れる特異的な結晶形態はごく僅かなブラジル産菱マンガン鉱の中でもかなり稀な存在、放出のない限り確実に出会えないブラジル産ロードクロサイトの極美母岩付き群晶標本です。6センチに達した大きめの標本はこの古典産地の典型的な堆積岩の母岩表面にマンガン鉱床が沈降、堆積したことで形成された産状が確認できます。標本の底部から絨毯のようにロードクロサイト群晶に覆われ、上部に繋がる群晶から独立した特徴的な結晶産状、三方晶系の特徴が現れる丸みを帯びる三角形の頂部を持つ群晶が晶出しています(画像1,2)。半透明で濃い朱色の群晶はその丸みを帯びる形とベルベットのような滑らかな表面でジューシーな質感(画像6,7,8)を作り出し、まるで母岩から大量に発生するきのこの群生地のような生命感溢れるバランスを作り出します。最も特筆すべきことはやはり現在の市場ではほぼ完全に流通のないブラジル産菱マンガン鉱だけでなく、mindatに2点の記録しかないこの特異的な結晶形態はごく僅かなブラジル産菱マンガン鉱の中でもかなり稀な存在で、放出のない限り確実に出会えないブラジル産ロードクロサイトの極美母岩付き群晶標本です。長年付き合っているブラジルの宝石商の友人の元コレクションで、本人の要望とブラジルの治安情勢の理由で氏名をネット上に公開できませんが【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズはオリジナルラベルが付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。
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