そんな本作に刻まれているのは「2023年5月23日ロイヤル・アルバート・ホール公演」。2日間で実施された“A TRIBUTE TO JEFF BECK”のうち、2日目を完全収録したマルチカメラ・オーディエンス映像です。すでにコンサート本番から9ヶ月が経っているわけですが、本作は最新作でもあります。コレクター諸兄にはお馴染みの名門“Slowhand Archive Project”がたっぷりと時間と思い入れを注ぎ込んで製作したマルチカメラ編集作品で、つい最近になって公開されたもの。今この瞬間も素晴らしいクオリティに衝撃と絶賛が巻き起こっているのです。
実際、本作のクオリティは圧倒的。まず何より長さ。当店では当時から様々なタイトルでレポートを重ねており、このショウも映像作品『ROYAL ALBERT HALL 2023 2ND NIGHT(Uxbridge 1935)』がお馴染みでした。もちろん、本作はまったくの別映像でもあるわけですが、収録時間も約20分も長くなっている。Uxbridgeも演奏された全曲が観られたのですが、本作はさらに合間に流された友人達のメッセージやメモリアルなスクリーン映像も収録。英雄達が入れ替わり登場する当日のフルショウを完全再現してくれるのです。
★「2023年5月23日ジェフ・ベック追悼公演(2日目)」を完全収録したマルチカメラ・オーディエンス映像。名門“Slowhand Archive Project”が製作した編集作品で、従来版『ROYAL ALBERT HALL 2023 2ND NIGHT(Uxbridge 1935)』より約20分も長く当日を完全収録。スクリーン映像を多用した映像美はまるでプロショットですし、挿入されるオーディエンス・ショットも極上。たっぷりと時間と情熱を注ぎ込んで編み上げられた文化遺産映像の誕生です。