◆特別仕様　ハセガワ　1/72　三菱 G3M2/G3M3 九六式陸上攻撃機 22型/23型 “美幌航空隊” におまけ付で送料、定形外郵便\510～

●このキットは完成時
●模型全長…228.5mm
●模型全幅…347mm
●パーツ数…122
●機体は左右分割、機首部、水平尾翼、エンジン部は別ブロック化
・ 機体全体にはパネルラインなどが凹モールドで再現
●主翼が大きくて 存在感が充分に再現
●主脚のタイヤは自重変形タイヤ
●機内は機首部の操縦室は正副シートに操縦桿とフットペダルも丁寧に再現され機銃は上部7.7mmに機関銃２０ミリ機銃の銃座に側方7.7mm旋回機銃（収納状態）を再現、
●搭載武装は60kg爆弾×8、250kg爆弾×2の選択式

◎デカール2選択可は当方が任意で保護紙（シリコン加工のトレーシングペーパーで守り）にてチャックシートにいれ保存しております、
・美幌海軍航空隊 第4中隊 所属機「M336」（中国大陸 1941年）
・美幌海軍航空隊 第3中隊 所属機「M-373」（フランス領インドシナ 1942年）



九六式陸上攻撃機は、大日本帝国海軍の陸上攻撃機。
九五式陸上攻撃機（九五陸攻）の後継機で、九六式艦上戦闘機と並んで、日本の航空技術が欧米と同等のレベルまで進んだことを示した最初の機体です。当時としては高い航続性能を有し、太平洋戦争開始前の日中戦争(支那事変)から太平洋戦争の初期まで第一線で活躍しました。なお海軍の命名法によって急降下爆撃ができない本機は爆撃機ではなく攻撃機とされました。
略称は九六陸攻。中型攻撃機として作られたことから、後継機の一式陸上攻撃機とともに通称「中攻」と呼ばれました。連合国軍のコードネームはNell（ネル）。
1920年代～1930年代に締結された「ワシントン海軍軍縮条約」及び「ロンドン海軍軍縮条約」により、主力艦船（戦艦・巡洋艦）の保有数に制約をかけられた日本海軍は、その対応策として、陸上基地から展開する長距離爆・雷撃機の配備を進めることとしました。
そこで1934年、海軍は三菱に陸上攻撃機の試作を指示。1935年に「九試中型陸上攻撃機」として試作機が完成し、試験の結果、1936年に正式採用されました。
双発、双尾翼の特徴的な外観をしており、爆弾倉は持たず、直接胴体に魚雷、または爆弾を懸架する方式を採用しています。
速度、航続距離等、出現当時は世界水準を大きく抜いており、「戦闘機不要論」まで出たほどでした。
支那事変ではその航続距離を買われ、「渡洋爆撃」と呼ばれる世界最初の戦略爆撃を敢行し、また後継機である一式陸上攻撃機と共にマレー沖海戦に参加、イギリス東洋艦隊の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」及び巡洋戦艦「レパルス」を撃沈するという戦果を上げた事は有名でしたが、徐々に旧式化して一線を退き、その後は対潜哨戒や輸送などの任務で終戦まで使用されました。
尚、本機には武装を完全撤去した輸送機型もありました（民間向けとしても少数作られ）が、このうち1機は東京日日新聞社（後の毎日新聞社）によって「日本号」と命名され、1939年に日本製航空機としては初の世界一周飛行を達成しました。

九六式陸上攻撃機二三型
機体略号    G3M1
乗員    5名
全長    16.45m
全高（水平）    3.685m
全幅    25.00m
自重    4,770kg
最大重量    7,642kg
プロペラ    定速3翅
発動機    金星三型空冷複列星形14気筒（離昇910馬力）×2基
最高速度    348km/h（高度2,000m）
航続距離    2,854km（爆撃）/4,550km（過荷重）
実用上昇限度    7,480m
固定武装    九二式7.7mm旋回機銃×3挺（前後上方・後ろ下方）
爆装・雷装    60kg爆弾×12発、250kg爆弾×2発、500kg又は800kg爆弾×1発、800kg魚雷×1発連 コードネーム    Nell（ネル）
製 造    （本型式は）中島飛行機
設計者    本庄季郎
三菱、中島両社合わせて合計１，０４８機生産