このジェイドの[フライ・オン・ストレンジウイング]は、英国のトラディショナルなフォークを米国風に味付けイギリスの一流ミュージシャンで仕上げた名作です。楽曲の粒たちが良く何といっても女性ボーカルのマリアンヌ・シーガルの声がはつらつとしてかといってカントリーではなく英国を感じさせる気品があります。バックのミュージシャンの名前を見てもキング・クリムゾンのジョン・ウェットンやスペンサー・デイヴィス・グループ~パワー・ハウスのピート・ヨークなど錚々たるメンバーが固めています。またメンバーのロッド・エドワーズは、60年代後半フォーク・デュオ「PICADILLY LINE 」で活躍していた人です。