Bill Lawrence ビルローレンス ストラト型ボディ ハードテイル仕様 セン3P 奥居香モデル 200本限定 94年製Bill Lawrence BL1R-65G
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いわゆる奥居香モデルです。
1994年にアーティストモデルということでBL1R-150Gが登場しましたが、そのあとすぐに200本限定で販売されたのがこちらのBill Lawrence BL1R-65Gです。
BL1R-150Gとの違いはボディ材とPUくらいで、値段は半分以下というかなりコスパの高いモデルでした。
まあ、200本限定ということもあるのでしょうね。
結構特徴的なモデルで、ボディ材は90年代Bill Lawrenceに多く使用されたセン3Pにやや深めのシースルー塗装は施され、ブリッジはトレモロレスのハードテイル仕様になっており、ストラト型ボディにしては珍しい構造です。
またアーティスト本人の要望によりネックジョイント部がなだらかに削られたオリジナルシェイプになっており、ややカットされたジョイントプレートと相まって演奏性が高められています。
これにパーツ類はゴールドパーツを装着し、当時の定価65000円(税別)って安すぎでは？
いくらBill Lawrence製のPUを全く装着していないとはいえ、専用ボディでこの値段は安すぎです。
しかも日本製のアーティストモデルですよ。
まあ、恐らく本数限定の限定モデルだからでしょうけど。
あとは元々アクティブPUを搭載していた関係でリアに9V電池入れが装着されています。
もちろん製造はモリダイラです。
もうちょっと後に登場するBill Lawrence BL3M-55G(シャ乱Qはたけモデル)も似たフィニッシュになって紛らわしいですが、こちらはボディ内部がHHザグリで、はたけモデルはHSHザグリになっているのが異なります。
こちらの方がネックジョイント部が専用になっているので、より凝ったボディなのです。
ボディの重量は約2.3kgとかなりのヘビー級です。
当時のプリンセスプリンセス、奥居香ファンの女子たちにはちょっと重すぎたかもしれませんね。
スペックは
ボディ材はセン3P。
ネックはつば出し22Fのレギュラースケール（648mm）対応。
ブリッジは3点止めの固定式ブリッジに対応し、ビス間は22.5mm、22.5mmです。
PUザグリはBill Lawrence系ボディでは珍しい2ハムザグリ。
ピックガードは8点止め対応です。
舟形ジャック仕様。
ジョイントは特殊形状のプレート4点止め。
カラーはシースルーレッド。
ネックポケットのサイズは、幅56.3mm、深さ16.0mmです。
コンディション：元々この個体は使用感はほとんどなく程度の良い個体なんですが、唯一にして最大の欠点が上部ホーン部分の塗装のはげです。
一部分ならばまだしも、どうしたらこうなるんだろう？
って感じです。
クリアーの深めのレッド系塗料を塗れば多少目立たなくはなるかなと思いますが、他はそれほどダメージがないのにもったいないなと思います。
あと、このBill Lawrence BL1R-65Gはエルボー部にサインが入った個体が多く、というか見かけるすべての個体にサインが入っているんじゃないか？という感じです。
溶剤でだいたい落とせたのですが、よーく見るとちょっと薄く残っています。
こういったサインはファンの方には付加価値ではありますが、そうでない方には…
電池ボックス、ストリングブッシュが付属します。
送料：ゆうパック100サイズ。
90年代Bill Lawrenceの造りの良いボディなので、これをベースに仕上げても良いでしょうし塗装をはがして塗りなおしてみてもよろしいのではないかと思います。
相場が全く分からないので1円で出品いたします。
ちなみに200本限定のわりにはオークションで見かけるような気がします。