【真作】喜聞◆『土佐光成 源氏物語メクリ4種(少女・玉鬘・初音・胡蝶)』4枚 古筆 古文書 古書 日本画 公家公卿 和歌 茶道 国文学 江戸中期
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![[真筆]関思恭・一行書／細井広沢の門・茨城県土浦藩に仕えた／1697年〜1765年江戸時代中期／書道・古書・古文書／掛軸](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0503/users/85178960369705624ecd1def72de9c7d209bba59/i-img397x1200-17116178715hguyc26.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
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【真作】喜聞◆『土佐光成 源氏物語メクリ4種(少女・玉鬘・初音・胡蝶)』4枚 古筆 古文書 古書 日本画 公家公卿 和歌 茶道 国文学 江戸中期
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【管理番号】ym1231
【商品名】 土佐光成 源氏物語メクリ4種(少女・玉鬘・初音・胡蝶)
【年代】 江戸前期～中期頃
【形状】 4枚
【サイズ】
少女27cm×44.5cm
玉鬘27cm×44.5cm
初音27cm×44cm
胡蝶27cm×43.5cm
【商品詳細】
紙本彩色一部少虫損少痛有。古い屏風に54図が貼ってあったものを剥がしたメクリ状態。
源氏54帖のうち27図「篝火」と54図「夢浮橋」に刑部権大輔従五位下 藤原光成筆と署名有。
この4種のメクリには署名はありません。
※印刷ではありません。肉筆物です。
他にも同種のメクリを数週にわたって出品いたします。よろしければストアの出品一覧からご覧くださいませ。
時代経年による多少の劣化もございますので、写真を良くご覧になってご入札ください。
土佐光成（とさみつなり／みつしげ）
1647～1710年。江戸中期の土佐派の画家。土佐家中興の祖・土佐光起の子。幼名藤満丸、のち左衛門尉、剃髪後の法名は常山。延宝9(1696)年正六位下左近衛将監輔、元禄9(1696)年従五位下刑部権大輔に叙任、宮廷の絵所預として、内裏、仙洞御所の絵事御用を勤めた。
源氏物語（げんじものがたり）
平安時代中期の物語。全54帖。寛弘(1004～12)頃成立か。紫式部著。ただし、そのすべてが紫式部の筆に成るのではないとする説もある。物語は3部に分けてみることができる。第1部は、容貌・才能など全てに優れた主人公・光源氏が、父帝の后・藤壺との不義の恋や藤壺に瓜二つの少女・若紫(のちの紫の上)をはじめ、多くの女性と関係をもちながら栄華をきわめる姿を描く。第2部では、太上天皇に準ぜられ栄華をきわめた光源氏のもとに嫁いできた年若い妻・女三宮と柏木の不義や、それに気づいた光源氏の苦悩、最愛の紫の上を失う晩年の姿までが書かれる。第3部は、光源氏没後、世間には光源氏の息子と思われている薫(女三宮と柏木の不義の子)を主人公として、自身の出生に悩み若くして宇治に隠棲したいと思いながら、宇治で出会った女性たちとの恋に悩む物語が展開される(通称、宇治十帖)。さまざまな登場人物たちの恋愛と人生を描きながら、仏教的宿世観を基底に平安貴族の憂愁が描かれ、後世の文芸に与えた影響も多大である。
源氏物語 第21帖 少女（おとめ）
光源氏33歳の夏。源氏と亡き葵の上との息子・夕霧が12歳で元服を迎えた。しかし源氏は夕霧を六位にとどめて大学に入れた。同じ年、源氏の養女である梅壺女御が冷泉帝の中宮に立后し(これ以降、秋好中宮と呼ばれる)、源氏は太政大臣に、右大将(かつての頭中将)は内大臣になった。立后争いで源氏に敗れた内大臣は、実家の大宮(亡き葵の上の母)に預けている次女・雲居の雁を東宮妃にと期待をかける。しかし彼女は共に育った従兄弟・夕霧と恋仲になっていた。これを知った内大臣は激怒し、雲居の雁を自邸に引き取り、二人の仲は裂かれてしまう。一方、夕霧の父である源氏は宮中に奉る五節の舞姫の準備に忙しい。源氏に長年仕える惟光の娘などに舞の稽古をさせ、介添人など注意深く選びそろえて用意をする。雲居の雁との仲を裂かれて傷心の夕霧は、御所で豊明節会を見物して五節の舞姫を垣間見て心惹かれるも、宮仕えする身と知りまた落胆する。源氏はついに六条に四町を占める広大な邸(六条院)を完成させ、春の町に紫の上、夏の町に花散里、冬の町に明石の君をそれぞれ迎え、秋の町を秋好中宮の里邸とした。
源氏物語 第22帖 玉鬘（たまかずら）
光源氏は35歳の春を迎える。源氏の亡き恋人・夕顔にはかつての頭中将との娘・玉鬘がいた。玉鬘は、母の夕顔が行方知れずとなったのち4歳で乳母一家に伴われて筑紫へ下国し、既に20歳になっていた。肥後の豪族からの強引な求婚に困り果て、乳母の長男の豊後介に助けられて船で京に逃れた。しかし、京へ戻っても母・夕顔を探す当てもなく、わずかに縁あった九条の知人宅に身を寄せ心もとない日々を送る。長谷寺の御利益を頼み参詣の旅に出たところ、偶然、元は夕顔の侍女で今は源氏に仕える右近に再会した。右近から「源氏の大臣が玉鬘を心配して探している。」と知らされ、母・夕顔が亡くなった時のいきさつを聞いた玉鬘と乳母一家は驚く。右近の報告に源氏は玉鬘を自分の娘というふれこみで六条院に迎え、花散里を後見に夏の町の西の対に住まわせた。年の暮れ、源氏は女性らに贈る正月の晴れ着を選び、紫の上は複雑な気持ちでその様子を見ていた。
源氏物語 第23帖 初音（はつね）
光源氏36歳の新春。源氏の住まう六条院はこの世の極楽浄土の如くであった。源氏は春の町で紫の上と歌を詠み交わし、新年を寿いだ。紫の上の下で養育されている明石の姫君の座敷では、童女たちが小松を抜いて遊んでいた。そこに生母である明石の君から菓子などの贈り物と共に明石の姫君を慕う和歌が届き、源氏は娘との対面も叶わぬ明石の君を哀れに思う。夕暮れ時、源氏は贈った晴れ着を纏う女君たちの様子を見に花散里と玉鬘、さらに明石の君を尋ね、その夜は明石の君のもとに泊まった。正月の二日には六条院に大勢の公達が訪れ、若者たちは美貌と噂の玉鬘の存在に気もそぞろだった。その後、源氏は二条東院の末摘花や空蝉を訪問し身の回りに気を配った。また今年は男踏歌があり、玉鬘も紫の上や明石の姫君と共にそれを見物した。玉鬘は、紫の上から踏歌を舞う内大臣(かつての頭中将)の長男と次男を紹介され、御簾越しで実の弟たちの姿を見て、名乗り出る事が出来ない事をもどかしく思う。
源氏物語 第24帖 胡蝶（こちょう）
光源氏36歳の3月。源氏は六条院の春の町で船楽を催し、秋の町からも秋好中宮の女房たちを招いた。夜も管弦や舞が行われ、集まった公卿や親王らも加わった。兵部卿宮(源氏の異母弟)は玉鬘に求婚する一人で、源氏にぜひにもと熱心に請うのだった。翌日、秋の町で秋好中宮による御読経が催され、船楽に訪れた公卿たちも引き続いて参列した。紫の上は蝶と鳥を形どった美しい装いをさせた童たちにそれぞれ蝶には山吹、鳥には桜を持たせ、秋好中宮と和歌を贈答した。夏になり、玉鬘の下へ兵部卿宮、髭黒右大将、柏木(かつての頭中将の息子・実は玉鬘にとっては異母弟)といった公達から次々と求婚の文が寄せられた。源氏はそれらの品定めをしつつ、玉鬘への思慕も押さえがたく、ある夕暮れにとうとう想いを打ち明け添い臥してしまう。源氏の自制でそれ以上の行為はなかったものの、世間慣れしていない玉鬘は養父と慕う源氏からの思わぬ懸想に困惑するばかりだった。
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