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古本 帯なし だれかのことを強く思ってみたかった 角田光代 集英社文庫 撮影:佐内正史 直木賞 木村伊兵衛賞 クリックポスト発送等
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商品説明
角田光代と佐内正史が切りとる東京の記憶。
「ねえ地球最後の日にさ、あたしこの町にいるわ、
そんでショップというショップからほしいものを全部強奪して死ぬわ」(「世界の終わり」)。
写真とショートストーリーで描き出すふたりの、「東京」。
レインボー・ブリッジを背にした制服の男女。頼まれて、シャッターを押しながら、思う。
「この世界はどのくらいの強度でなりたっているんだろう?
私たちはどのくらいの強度でそこに立っているんだろう?」(『ファインダー』)。
水族館、住宅街、東京タワー、駅のホーム…。一年間にわたり、
角田光代と写真家・佐内正史がふたりで巡り、それぞれが切りとった、東京という街の「記憶」。
著者略歴
角田 光代
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。
「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞、「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞、
04年「対岸の彼女」で第一三二回直木賞を受賞
佐内 正史
写真家。68年生まれ。『MAP』で第二八回木村伊兵衛写真賞受賞
撮影 : 佐内正史
出版社 : 集英社
発売日 : 2005/11/18
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