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四季発句集 春夏の部 天（写本？）文政十二（1829）年 尚友舘李精著
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商品説明
23.3×16.4㎝
題箋 四季発句集 春夏之部 天
（表紙裏）1丁裏
春夏の部
四季の発句
尚友館李精尚友館李精 印 印 とあり
春の部 27句 2丁
白紙 3丁
夏の部 10句 1丁
白紙 2丁
※「春之部」は、文字自体が押さえつけて印字されたように、若干くぼんでいるような感じがする。どうも板木で印刷された物のようである。
「夏之部」は筆書き。版心書名（袋とじの部分の書名）は「朱」で「●夏之部」とある。
※春・夏とも句数が少なく、春と夏の間、夏の残り、白紙が入れてあるのを見ると、中途でやめた感じがする。特に夏は1丁で、少なすぎる。
※題箋に「春夏の部 天」とあるので、当然「秋冬の部 地」があるはず。ひょっとしたら「雑の部 人」辺りもある可能性はある。
※「尚友館李精」という人物は不明。
俳句には「尚友館」又は「李精」の名がつけてあるので、「独吟」なのだろう。
本文中に「文政十三（1830）庚寅とし 元旦」と題した句あり。
「文政十三寅卯月十一日」の日付もあり。
因みに「文政十三年」は「天保元年」である。
※本文を清書する時のガイド（罫線等を引いた物）が「夏之部」の紙に挟んであった。こういう筆記の際の治具（補助用具）が残されているのは非常に珍しい。
※経年による紙の劣化、変色あり。少汚れ・少イタミ有
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