フランスの超絶ジャズ・ドラマー、Jacques Thollotが71年にリリースした1stソロ。 1曲目から催眠術系のピアノのRiffと効果音、多重録音されたFreakyなピアノが尋常じゃない雰囲気の“Ccile”。途中から入るドラムスもカッコイイ。 ドラム・ソロの“Position Stagnante De Raction Stationnaire”。 Electoniques炸裂の“Enlevez Les Boulons, Le Croiseur Se Dsagrge”はピアノやさまざまなEffectsが入り混じりPsychedelicで時空を歪ませるようなSoundscapeが描かれていく。 Echoをきかせたピアノが浮遊感たっぷりに夢幻の世界を繰り広げるKurt Weill作の“Mahagony Extraits”。 重厚なピアノにEffect処理されたPsycheな女性の語りがCoallageされたTrippyな味わいの“Qu'ils Se Fassent Un Village, Ou Bien C'est Nous Qui S'en Allons”。 圧巻のドラム・ソロの“Aussi Long Que Large”。 哀しげな弦の響きが徐々に不安へと移り変わっていく“Quiet Days In Prison”。 Don Cherry作の“De D.C. Par J.T.”は歓喜の調べ風から、やはり徐々に壊れていくのが面白い。 子供の泣き声をバックにドラム・ソロが展開される“Virginie Ou Le Manque De Tact ” Thollotが叩くカッコイイUp Tempoのドラムにのせて調律の狂ったようなピアノと正常なピアノが絡む“N.G.A.,”。 FreeなピアノとThollotのスリリングなドラムスが激突する“Aussi Large Que Long”。途中でピアノのみになり、再びドラムスが入ってくるところがカッコイイ。 Tradional風のThemeを奏でるピアノに暴れるドラムスの対比が面白い“Quand Le Son Devient Aigu, Jeter La Girafe La Mer”。 ドラム・ソロから始まりタイトル通りのThemeが続く“Marche”。 最後をシメるのは30秒ながらメチャクチャカッコイイピアノ連打の“A Suivre”。とにかく凄いです!