シャロン
Charron, Pierre
[生]1541. パリ
[没]1603.11.16. パリ
フランスの哲学者,カトリック神学者。ソルボンヌなどで学び法律家として世に出たが,のちに神学に転じ成功を収めた。 1589年修道院に入ろうとしたが年齢ゆえに拒まれた。同年モンテーニュと知合い親交を結びかつ師と仰いだ。『三つの真理』 Les trois vrits (1593) は人間理性の弱さと神の無限性を対比させて信仰によるキリスト教受容を主張してカルバンの改革派神学を反駁,対抗宗教改革の一翼をになった。主著『知恵について』 De la sagesse (1601) ではモンテーニュ流の懐疑論を展開し,懐疑は精神を空白にして啓示を受入れる下地をつくり,あるいは自然に従って生きるように導くとして,懐疑と宗教の両立を説く一方,近世史上初めて宗教から独立した自然道徳論を展開,17世紀フランス,イギリスの自由思想家に影響を与えた。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
ピエール・シャロン『知恵について』
1777年刊/懐疑主義の名著
◆商品説明◆
ピエール・シャロン
『知恵について』全3巻揃
ジェネーヴ、1777年刊
懐疑主義の名著全3巻揃です。文庫本より一回り小さい袖珍本で、装丁は仔牛革総革装三方金、肖像画入りです。
外装の状態は、角にわずかな革の欠損。本文は全体に薄く変色しています。
シャロン
Charron, Pierre
[生]1541. パリ
[没]1603.11.16. パリ
フランスの哲学者,カトリック神学者。ソルボンヌなどで学び法律家として世に出たが,のちに神学に転じ成功を収めた。 1589年修道院に入ろうとしたが年齢ゆえに拒まれた。同年モンテーニュと知合い親交を結びかつ師と仰いだ。『三つの真理』 Les trois vrits (1593) は人間理性の弱さと神の無限性を対比させて信仰によるキリスト教受容を主張してカルバンの改革派神学を反駁,対抗宗教改革の一翼をになった。主著『知恵について』 De la sagesse (1601) ではモンテーニュ流の懐疑論を展開し,懐疑は精神を空白にして啓示を受入れる下地をつくり,あるいは自然に従って生きるように導くとして,懐疑と宗教の両立を説く一方,近世史上初めて宗教から独立した自然道徳論を展開,17世紀フランス,イギリスの自由思想家に影響を与えた。 (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
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書名:DE LA SAGESSE, TROIS LIVRES, SUIVANT LA VRAYE COPIE DE BOURDEAUX
著者:PIERRE CHARRON
出版社:Geneve
出版年:1777
言語:フランス語
ページ数:264, 266, 176p.
サイズ:12x6.5cm
状態:商品説明を御覧ください
◆コメント◆
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