【自家採種“種子”/20粒】Odontophorus marlothii (SB 662)/オドントフォルス・マルロシー//多肉植物/メセン/ケイリドプシス

【Odontophorus marlothii (SB 662：Spektakel, RSA)】
★自家採種“種子”★
◎採種時期：2024年4月中旬
◎個数1あたりの数量：20粒
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南アフリカ、SteinkopfからSpringbokにかけて分布するメセン。
かつてOdontophorusという属に分類されていた種は分子系統学による研究により現在はCheiridopsisに統合され、本種の学名もCheiridopsis marlothii…ではなく、Cheiridopsis spiculataになりました。なぜ種小名が完全に変わったかというと、Cheiridopsis marlothiiという学名はN.E. Brownによって1926年に既に命名されており(現在この種はCheiridopsis namaquensisのシノニムとされるようですが)、Odontophorus marlothiiをCheiridopsis marlothiiにしてしまうと「二次同名(secondary homonym)」となり無効となるからです。OdontophorusをCheiridopsisのシノニムにした2017年のR.F. Powell氏の論文でこの二次同名ができてしまったのですが、2018年にPowell氏自身によって訂正されました。
しかし園芸では現在も専らOdontophorusとして扱われるため、Odontophorus marlothiiの学名で出品します。

本種は株の中央でコンパクトに群生し、そこから節間の長い木質の枝を伸ばすのが特徴です。Odontophorus angustifolius(=Cheiridopsis angustifolia)も同じように長い枝を伸ばしますが、こちらは株中央で群生せず、枝もスポンジ状です。
黄色の花は基本的に長く伸びた枝の先端に咲かせます。

O. marlothiiもO. angustifoliusも系統樹ではCheiridopsis subgenus Odontophoroidesに位置しますがそれぞれあまり近縁ではなく、O. marlothiiはC. pillansii, C. umdausensisと、O. angustifoliusはC. pilosulaと類縁関係があるようです。

栽培は簡単ですが、多くのケイリドプシスと同様に強い日光を好みます。ただし発芽直後の幼苗は半日陰で管理するべきでしょう。
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【送料・配送方法】
◎“種子”は「ゆうパケット（おてがる版）」、植物の“株”は「ゆうパック（おてがる版）」での発送となります。
◎“種子”と“株”を同梱した場合の配送方法は「ゆうパック（おてがる版）」です。
※送料は基本的に梱包してからのご連絡となります。
※“株”は、商品説明に特に記載がない限り「抜き苗(土や鉢は付属しません)」で発送いたします。

【注意事項】
・種子は播種条件などによっても発芽率が変動したり、発芽にかなり時間を要するものもございます。そのため、落札された種子の発芽・その後の生育に関しては原則として、大変申し訳ありませんが「ノークレーム」とさせていただきます。