そんな映像美で描かれるのは、6年ぶりの巨大来日を成功させた最終日のフルショウ。『FEARLESS』から『MIDNIGHTS』までのキャリアを総括したメイン・セットは前日共通でしたが、日替わりだったのが終盤の「SURPRISE SONGS」セクション。毎公演ギターの弾き語りとピアノの弾き語りと1曲ずつ披露しており、最終日のセレクトは「Come In With the Rain」と「You're on Your Own, Kid」でした。
2ndアルバムと最新作という振れ幅の広いチョイスでもあったわけですが、それ以上にポイントだったのが前者「Come In With the Rain」のレア度。全世界初演であり、現時点でもこの日だけという唯一無二の生演奏なのです。